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3月16日 中山11R フラワーC(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 フラワーCの勝ち馬が桜花賞に出走したのは、過去10回だと昨年のエミューと21年のホウオウイクセルのみ。世代最初の牝馬中距離重賞ということもあり、桜花賞への最終便というよりは、オークス含め中距離路線を目指す馬による戦いという意味合いが強い。

1.先行スピードが勝利の条件

 過去10回で4角4番手以内の馬が9勝。2着には差し馬が届くケースが多いのだが、勝ち切るためには、4コーナーで先団に取り付いていることが求められる条件だと言える。

2.前走が条件戦の勝ち馬

 前走が条件戦1着で今回が昇級戦になる馬の成績は[9-5-4-48]。前走が2着だったホウオウイクセルは前走がフェアリーSだった。基本的には条件戦から勝ち上がってきた馬を買いたい。

3.キャリア数に注目

 過去10回で、キャリア4戦以内だった馬が8勝。全体で見ても、キャリア4戦以内の馬は[8-7-7-80]で複勝率21.6%と、大半の好走馬を出している。対して、キャリア5戦以上だった馬は[2-4-2-35]で複勝率18.6%。

 マルコタージュは新馬戦を勝って1戦1勝。母プロヴィナージュは重賞勝ちこそないが、秋華賞3着など重賞戦線で活躍した。新馬戦ではゲートも出脚も良く先行力があり、ここの好走条件は満たしている。連勝での重賞制覇を期待。

 ヒラボクミニーも前走が新馬戦で1着。16頭立てで好位で競馬ができたように前へ付ける脚があり、こちらもこのレースで好走する条件は満たしている。この馬の連勝も十分ありそうだ。

 カニキュルは新馬戦でシュバルツクーゲルに敗れたが、相手はその後重賞戦線で活躍。未勝利戦をあっさりとクリアしたように素質は確かだ。このメンバーなら好走が濃厚だろう。

 その他、同条件のデイジー賞2着からここへ臨むエルフストラック、デイリー杯2歳S6着から巻き返しを期するカンティアーモ、キャリア5戦も重賞戦線で戦ってきたテリオスサラにも注目したい。

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