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2月25日 中山11R 中山記念(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 国内外のGIを目標とする一線級の始動戦として、メンバーが揃うことが多い一戦。とは言え、小回り中山コースらしい独特の難しさがあって、毎年人気通りの決着にはなっておらず、馬券妙味も期待できる一戦。

1.前走GIか中山金杯組

 過去10回で、前走がGIだった馬は[6-3-3-24]で複勝率33.3%と上々の成績。GI以外だと、前走が中山金杯だった馬も[3-1-1-4]で複勝率55.6%と抜群。一方、前走がGIIだった馬は[0-0-2-18]で複勝率10.0%、前走がオープン・リステッドだった馬は[0-1-2-18]で複勝率14.3%。

2.先行力が必要

 過去10回の勝ち馬延べ10頭のうち、8頭は4角3-4番手だった。4角2番手以内の馬も[1-3-5-13]で勝ち切りは少ないが、好走は多い。対して、4角10番手以下の馬は[0-0-0-27]で好走実績がない。

3.前走2着以内が強い

 別定戦のGIIだけに、大きく巻き返す馬は少ない。前走の着順が2着以内の馬は[7-5-5-16]で複勝率51.5%。単勝回収率、複勝回収率も共に100%を超えていて、ある程度人気でも素直に評価したい。なお、前走5着以下で巻き返して勝った馬は全て前走がGIだった。

 エルトンバローズは毎日王冠まで4連勝して臨んだマイルCSで4着と健闘。初GIであれだけやれれば優秀だろう。先行力があって、1800mの距離も合っている。ローテーション的にもゆったりとってここが目標で、好走確率は高そうだ。

 ヒシイグアスはこのレースを2勝しているように、コースなどへの適性が非常に高い。昨年は宝塚記念以来でこのレースを勝っていて、今年は暮れの香港以来なので、比較的今年の方が順調と言えるだろう。当然好走が期待される。

 ソーヴァリアントはマイルに矛先を向けていたが、GIでは12着と歯が立たなかった。距離はこれくらいの方が合っていて、前で運ぶこともできるので巻き返しも十分あるだろう。

 その他、この距離なら前で運べそうなレッドモンレーヴ、能力高い皐月賞馬ソールオリエンス、昨年は直線で詰まってしまったイルーシヴパンサーも好走の圏内。

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