丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

11月24日 東京12R ジャパンC(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    9

    相手

    1

    3

    4

    7

    8

    14

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    9

    2着

    8

    相手

    1

    3

    4

    7

    14

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    9

    2着

    3

    相手

    1

    4

    7

    8

    14

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【名牝への階段を駆け上る】3歳馬チェルヴィニアが名牝への道を絶賛驀進中。桜花賞は13着と躓いたものの、オークスは翌週の日本ダービーより0秒3速い2分24秒0で制覇。牝馬クラシック三冠目の秋華賞はぶっつけ。前半1000mは57秒1というハイペースで展開、ライバルたちの包囲網にあい道中は後方馬群で我慢を余儀なくされた。レースの流れは相当速く、上がり3F・12秒2-12秒7-11秒8(36秒7)というラップが示す通り最後は底力とパワーを問う一戦となったが、力強く馬群を割り、メンバー中第二位の34秒2の末脚を繰り出し2着を0秒3差に切って捨てた。

 1分57秒1という決着タイムは過去十年ではミッキークイーンの1分56秒9、ショウナンパンドラの1分57秒0に次ぐ第3位。馬場コンデションは異なるものの、昨年の三冠牝馬リバティアイランドやデアリングタクトよりも速く、リバティアイランドは次走のジャパンCをイクイノックスの2着、デアリングはアーモンドアイとコントレイルを相手に3着と好走。秋華賞の好走馬はローテーションにも余裕があり、同年の勝馬のジャパンC連対は[2-2-2-1]、リンク率は相当高い。今季二戦目、叩いた上積みは十分。54kgという斤量もごく普通に加点材料になる。

 第一本線はオーギュストロダン。英・愛ダービー、BCターフなど世界を股にかけ積み上げてきたGIは6つ。父はディープインパクト、木曜日発表の体重は452kg。なるほど良績は良馬場に集中している理由もわかる。GIは出走前日に輸送というハードスケジュールでも結果を残すメンタリティーがあり、9月の愛チャンピオンS2着からジャパンCという確からしいローテーションーーそして水・木曜という連日追いは、単なる引退興行ではなく勝負を意識するからこそ。前走は61kg、58kgなら人馬ともに動きは素速くしなやかになる。

 ドウデュースも当然上位争い。2歳時はマイルの朝日杯FS、3歳時は日本ダービー、4歳は有馬記念、そして5歳の本年・天皇賞(秋)は末脚に徹する作戦がピタリとはまったにせよ、上がり32秒5という桁違いの加速ラップで一閃。競馬をしたのは正味3Fのみ。ゆえに回復は早く、前走の再現は十分ある。

 ジャスティンパレスは有馬記念や宝塚記念のような渋った馬場はまったくのお手上げ。昨年天皇賞(春)優勝、天皇賞(秋)は1分55秒6という猛時計でイクイノックスに0秒4差に迫った実力派。ゲートのゴソゴソも、C.デムーロJならなんとか交わすか。前走の天皇賞(秋)は馬群を捌くのに苦労したが、ラスト1Fの脚はドウデュースに匹敵する迫力があった。

 シンエンペラーは、凱旋門賞は馬場に脚をとられ、ふらふらとしてポジションも定まらず。なし崩しにエネルギーを消耗してしまったが、二走前の愛チャンピオンSでオーギュストロダンの背中が見えた。春より明らかに腰回りが大きくなり、反動よりは上積みに期待。

 スターズオンアースは、ドバイシーマクラシックは急遽の乗り替わり。モタれ癖に泣いたが、桜花賞・オークス、そして昨年のジャパンC3着時など、幾度も傍らで川田Jが動き出しや能力を見知っている。

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