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11月16日 東京11R 東スポ杯2歳S(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 21年の勝ち馬イクイノックスをはじめ、20年のダノンザキッド、19年のコントレイルなど、後の活躍馬が多数輩出されている2歳戦屈指の出世レース。暮れのホープフルSに向けた前哨戦の一つにも数えられ、21年からGIIに格上げされている。

1.決め手勝負になりやすい

 より短い距離に適性がある馬は前週までの京王杯2歳Sやデイリー杯2歳Sに向かうため、中距離タイプが揃うこのレースはスローペースになるのが通例。レースの上がりは速く、末脚のキレが問われるレースになることが多い。

2.距離短縮は苦戦

 過去10回で、前走も1800mだった馬は[8-5-6-40]で複勝率32.2%、前走から距離延長となる馬は[2-1-3-17]で複勝率26.1%なのに対し、前走から距離短縮となる馬は[0-4-1-21]で複勝率19.2%。

3.キャリア数に注目

 過去10回、キャリア数が1-2戦の馬は[8-9-8-46]で複勝率35.2%なのに対し、キャリア3戦だった馬は[2-1-1-14]で複勝率22.2%、4戦以上だった馬は[0-0-1-18]で複勝率5.3%。フレッシュな状態で挑める馬に注目したい。

 クロワデュノールは前走が東京芝1800mの新馬戦で、2番手から上がり33.8秒の末脚で抜け出し、素質馬アルレッキーノを破って勝利。いかにもこの条件に合っていて、デビュー2連勝の可能性は高そうだ。

 ファイアンクランツは札幌芝1800mの新馬戦を勝って、札幌2歳Sで3着。初戦は好位からだったが、2戦目は後方から脚を伸ばした。馬格がそれほどなく、この条件はむしろ合いそうで、前進を期待したい。

 その他、福島芝1800mの新馬戦を勝ったデルアヴァー、新潟芝1800mの新馬戦を勝ったジーティーマン、距離短縮も能力高い勝ちっぷりのレッドキングリーなども好走の圏内。

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