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11月3日 東京11R アルゼンチン共和国杯(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 舞台となる東京芝2500mは直線の上り坂を2回通るコースのため、字面以上にスタミナが要求されやすい。春に同舞台で行われる目黒記念と比べても時計が掛かる傾向で、より長い距離に対応できるタイプが幅を利かせてきやすいレースだ。

1.若い馬が中心

 過去10回で、3歳馬は数が少ないが[2-0-2-1]。また、4歳馬は[6-3-3-21]で複勝率36.4%と優秀。対して、5歳馬は[1-4-5-42]で複勝率19.2%、6歳馬は[1-2-1-34]で複勝率10.5%、7歳以上の馬は[0-1-0-32]で複勝率3.0%。

2.前走の距離に注目

 過去10回で前走が2600mだった馬は[0-2-0-25]で複勝率7.4%しかない。中でも前走札幌芝2600mのオープンを走っていた馬が参戦してくるケースが多いが、コース形態や芝状態が違うこともあってか好走例は多くない。

3.逃げ苦戦も先行できる馬が中心

 過去10回で、4角1番手だった馬は[0-1-0-9]で複勝率10.0%と苦戦傾向にあるが、2-5番手だった馬は[7-2-3-37]で複勝率24.5%。上り坂スタートということで前半がゆったりしたペースになることも多く、好位で脚を溜めていける馬がその恩恵を受ける。

 サヴォーナが中心。近4走は詰め切れず馬券圏内を外しているが、それでもGI含め大崩れはなく、今回の2500mあたりに最も適性がありそう。好位でレースを運べ、条件もピッタリ。4歳馬でレースとの相性も良く、ここは前進が期待できそうだ。

 タイセイフェリークは4歳牝馬。位置取りも好位をとれそうで、これまでの戦績から距離適性も高いだろう。格下の牝馬でハンデも計量が見込め、ここはチャンス十分と言えるだろう。

 その他、同じく4歳馬のマイネルメモリー、2600mで連勝とこの条件はどうかも、地力強化されている4歳馬ショウナンバシット、高齢も堅実に上位を争うクロミナンス、前走が好内容だったメイショウブレゲなども好走の圏内。

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