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山河浩

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山河の「一撃」を見逃すな!

10月19日 東京11R 富士S(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    10

    相手

    3

    7

    9

    11

    12

    16

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    11

    相手

    3

    7

    9

    12

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    10

    2着

    7

    相手

    3

    9

    11

    12

    16

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

山河浩の見解

 1着馬に対してGIマイルCSの優先出走権が発生する指定前哨戦は2レース。今年で67回目を迎えるGIIスワンSが圧倒的に歴史は古いのだが…。2010年エーシンフォワード(8着)を最後に経由馬のマイルCS制覇は途絶えている。さらに1着馬のマイルCS優勝となると97年タイキシャトルまで遡ることに。昨年は出走18頭すべてがマイルCSを不参戦。前哨戦として機能していないことは明白だ。

 その理由は本番より1ハロン短い1400メートルの距離、そして本番まで中2週しかないレース間隔が嫌われていることに尽きる。そこで2025年はレース間隔が中5週へと広がることに。これで正統トライアルの地位に戻ることができるか?

 しかし今年で27回目と後発となるGII富士Sも中3→中4週と従来よりローテにゆとりが持たされた。22年セリフォス、23年ナミュールと2年連続で秋のマイル王を送り出している新・王道ローテの立場はさらに確実なものとなるかもしれない。今年もGI制覇が現実的な目標となる有力馬が複数参戦。

 しかし1年以前にGI1着、1年以内にGII1着があると斤量1キロ増が課せらられる。つまり58キロを背負うセリフォス、ソウルラッシュはここを“前哨戦”と割り切って臨む可能性が否定できないのだ。一方、57キロ(牝馬55キロ)組はセリフォス=2億2050万円、ソウルラッシュ=1億5150万円に比べて収得賞金は少ない。つまりマイルCSに駒を進めるには最低2着で賞金加算、できれば1着で優先出走権を確保したいところなのだ。さらにスワンSではなく、富士S選択に“意味”が見い出される組こそが狙うべき伏兵といえよう。

 ◎クルゼイロドスルは左回りで計5連対(右回り=2連対)。スプリント色が強いファインニードル産駒だが、1600メートル未満の経験はない。ならば地元であっても京都1400メートルより、2戦2勝と相性抜群の東京1600メートルへの遠征は当然の選択となる。レコードVの前走が本格化を証明ならGII突破が期待できる。

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