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10月14日 東京11R 府中牝馬S(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 エリザベス女王杯へのステップレース。かつては本番との関連性はあまり高くなかったが、2011年にGII昇格して以降は出走メンバーのレベルが上昇。それに伴って本番での活躍頭数も増加している。

1.距離短縮組は苦戦傾向

 過去10回に関して、前走から距離短縮で挑んだ馬は[1-1-2-28]で複勝率12.5%。昨年3番人気で10着のシンリョクカ、一昨年1番人気で2着のソダシ、20年に1番人気で5着のラヴズオンリーユーなど人気を裏切ってしまうケースもしばしばみられる。

2.前走オープン特別に妙味あり

 前走がオープン特別だった馬(OP・L)は[3-1-0-11]で単勝回収率が391%ある。前走がGIIIだった馬は[5-6-5-58]で最も勝ち数が多いが、勝率は6.8%にとどまり、単勝回収率も41%と妙味はない。

3.中4-8週に妙味あり

 過去10回で前走とのレース間隔が4-8週の馬は[5-3-3-33]で勝率11.4%、単勝回収率172%。中4週以内は4件で馬券に絡んでいない。中9週-24週は[5-6-7-65]で勝率6.0%、単勝回収率70%、25週以上の馬は[0-1-0-5]と勝っていない。

 アスコルティアーモはここで唯一の前走がオープン特別の馬。その前走は関越Sで1番人気に支持されながら9着。いかにも休み明けという内容だった。そこまでは2連勝で、ひと叩きされた今回は一気の変わり身があっても良い。巻き返しでの重賞制覇を期待したい。

 コスタボニータはマーメイドSで大敗したが、前走の小倉記念で巻き返して2着。ここでも遜色がない力を持っていて、レース間隔も理想的。上位争いに持ち込める。

 その他、ゆったりしたローテーションも能力上位のマスクトディーヴァ、昨年のエリザベス女王杯以来のレースとなるが力上位のブレイディヴェーグ、大きな力差はないコンクシェル、ここ2戦は相手が強かったミッキーゴージャスなども好走の圏内。

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