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10月6日 東京11R 毎日王冠(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 天皇賞(秋)やマイルCSを目指す馬が出走してくる一戦。非常に速い時計の決着になりやすいのが特徴で、歴代の古馬東京芝1800mにおける勝ち時計ベスト10のうち、実に5つが毎日王冠でマークされている(07年、08年、18年、19年、22年)。

1.マイラータイプが活躍

 例年開幕週の高速馬場で行われており、20年と22年に1着のサリオス、昨年2着のソングライン、21年1着・昨年3着のシュネルマイスター、19年3着のインディチャンプ、18年1・2着のアエロリットとステルヴィオ、17年2・3着のサトノアラジンとグレーターロンドンのようにマイルで幅を利かせるスピードタイプが活躍傾向にある。

2.ベテランは割り引き

 過去10回で、3歳馬は複勝率31.3%、4歳馬は複勝率が33.3%、5歳馬は32.4%あるのに対して、6歳馬は13.6%、7歳以上馬は5.3%。3歳馬は斤量という点でも有利だが、スピードレースなだけあって基本的に若い馬が優勢。

3.前走好走馬が中心

 過去10回で、前走で3着以内だった馬が8勝しており、2・3着も12頭が前走で3着以内だった。長期休養明けとなる馬も多いレースではあるが、前走敗れた馬の巻き返しより、前走好走馬が連続好走してくるケースの方が多い。

 シックスペンスは前走の日本ダービーでは結果が出なかったが、それまでに3連勝。特にスプリングSの勝ちっぷりが強かった。マイラータイプで斤量が軽い3歳馬。ここは勝ち負けに持ち込める。

 エルトンバローズは昨年のこのレースの覇者。一線級相手で詰め切れないレースが続いたが、ここなら実績的に上位。枠などの条件次第では連覇も十分。

 その他、3歳馬で能力高いダノンエアズロック、スピード上位で連勝の勢いがあるホウオウビスケッツ、前走が鮮やかな差し切りだったオフトレイル、大阪杯2着で実績上位のローシャムパークあたりも好走の圏内。

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