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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

10月5日 東京11R サウジアラビアRC(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 伝統であったオープン特別「いちょうS」を格上げし、更に名称を変更して生まれたのがこのレース。オープン時代から出世レースとしての呼び声が高かったが、GIII格上げ以降もダノンプレミアム、グランアレグリア、サリオス、スタニングローズ、ドルチェモアと多くのGI馬が出ている。

1.早期デビュー組が活躍

 GIII格上げ以降の勝ち馬で最もデビューが遅かったのは、一昨年の勝ち馬ドルチェモアの8月20日。他の7頭はいずれも7月1週目までにデビューしていた。

2.前走1着馬

 GIII格上げ以降の8回で、前走2着以下だった馬の成績は[0-1-2-29]と不振。前走重賞やオープンで善戦してきた馬よりも、新馬戦をきっちり勝ち切ってきた馬が活躍する傾向。

3.前走0.3秒以上の着差で勝った馬

 前走1着馬が強いが、その中でも前走の着差が0.3秒以上の馬が活躍している。過去8回で[7-4-3-9]という成績、勝率30.4%、複勝率は60.9%にのぼる。また、単勝回収率が130%、複勝回収率が118%で、どちらも100%を上回っている。

 今年は少頭数ということもあって完全に条件に合致する馬はアルレッキーノのみ。オークス馬チェルヴィニアの半弟という血統もあって確実に人気になるが、ここも勝ち負けは必至だろう。

 タイセイカレントは新馬戦を0.3秒の着差で勝っていて、早期デビュー以外は好走条件に該当する。ここでも好勝負が可能だ。

 その他、新馬戦を勝ったアルテヴェローチェ、未勝利戦を圧勝したヒシアマンも好走圏内。

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