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【3歳二騎断然】グラウンドビートの祖母はダンスインザムード、ファルブラヴ産駒の母は3勝(フェアリーS優勝)。半姉ヒップホップソウルは紫苑S2着、兄に地方12勝馬もいるダート兼用のパワー血統。芝は3戦して2・2・10着と結果が出せず、リキみがちで末を甘くしていたが、3月の中山でダート9Fに転向。砂を被っても怯まず、前半1000m・61秒9というHペースを4角あたりでは痺れるような手応えで大外へ。タフな流れゆえレースの上がりは39秒0を要したものの、本馬のソレは38秒6、終い2Fを推定12秒8-12秒7で加速し2着に8馬身の楽勝劇を演じた。ちなみに1分53秒3は同日の古馬2勝クラスと0秒4差だった。前走は乾燥馬場、時計レベルは落としたけれど、出遅れに加え勝負どころでは窮屈なところに押し込められたりするロスをハネ返し、数字以上の堂々のフィニッシュ。単なるパワー頼りのタイプではなく、ワンターンの東京マイルにも対応可能な操縦性と反応の良さがある。

　時計通りならスタンリーテソーロとの一騎打ちだろうか。母は亜7勝(GIを1勝)、兄姉にJRA1勝馬二頭。11月の東京7Fダート新馬戦を1分26秒8で逃げ切ったが、馬格は420kg台、1勝クラスは2.11着と尻すぼみ。成長期間を3か月儲け、前走は体重は微増。前半1000mは59秒6のHペースで展開、丁寧を心掛け二番手でも我慢が効いた。上がり3Fは推定12秒1-12秒2-12秒1(36秒4)、走破時計は7Rの古馬1勝クラスより1秒速い1分36秒3という好タイムに仕上げた。

　三番手にはロンズデーライトを指名。芝マイルに逃げ切りVもあるが、ダートもローカルの1700ダートとはいえ、ブッチギリに先行勝ちがある。ショウナンカブトは、際立った時計はないけれど東京マイルは[1-2-2-1]と堅実。マイルに新味を求めてきたショウナンガロ、マンノステータスの一発。パンテレリアも連下なら。