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5月26日 東京12R 目黒記念(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 舞台となる東京芝2500mは日本ダービーから100m延びるだけだが、直線の坂を2回通ることになるため、字面以上にスタミナが要求されることになる。ハンデ戦ということもあり、中々順当には決まらない。

1.差し・追い込みが届く

 過去10回で、4角10番手以下に構えていた馬が6勝。昨年もヒートオンビートが4角10番手から差し切った。対して、4角2番手以内だった馬は[1-1-1-20]で複勝率13.0%しかない。東京芝2500mはスタミナが要求されやすいことに加え、スタート直後が上り坂なので、前半のペースが落ち着いて後半の末脚勝負になりやすい。

2.前走・日経賞組が最も活躍

 前走が同じ2500mの日経賞を使われた馬は[3-1-1-9]で、勝率21.4%、複勝率35.7%。回収率もそれぞれ100%を上回っている。また、前走が大阪ハンブルクC、新潟大賞典の馬も好成績を上げている。

3.ベテランも侮れない

 昨年のヒートオンビート、17年のフェイムゲーム、15年のヒットザターゲットなど、ベテランが変わり身を見せてくるケースも少なくないレース。複勝回収率を見れば、4歳馬が58%、5歳馬が75%、6歳馬が128%、7歳馬が97%となっており、妙味を考えベテランを狙うのも一つの手だろう。

 クロミナンスは前走が日経賞で、差し比べで僅かにシュトルーヴェに敗れたが、それでも2着と好走した。ベテランが優位なレースで、7歳馬のこの馬には向いているだろう。脚質的にも有利で、ここは好走条件が揃っている。7歳での重賞初制覇を期待。

 ヒートオンビートは昨年の勝ち馬。日経賞を使われて、ゆったりと間隔をとってここに照準を合わせてきた。こちらも7歳馬で、条件適性の高さもあって連覇が期待される。

 その他、日経賞を制したシュトルーヴェ、天皇賞(春)で8着なら悪くないメイショウブレゲ、海外遠征帰りも力上位のサトノグランツ、一昨年2着で条件適性の高いマイネルウィルトス、格下も単騎逃げが見込めるケイアイサンデラも好走圏内。

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