丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月19日 東京11R オークス(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    7

    相手

    1

    2

    10

    12

    13

    14

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    7

    2着

    12

    相手

    1

    2

    10

    13

    14

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    7

    2着

    1

    相手

    2

    10

    12

    13

    14

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 13.0倍 = 3900円
【3連単】
100円 × 80.6倍 = 8060円

このレースの収支

払戻:11960円
収支:+2360円

丹下日出夫の見解

【デビュー時から練ってきた】ステレンボッシュは一冠・桜花賞をレース史上第3位の1分32秒2で完勝を遂げた。しかし、三代母はウインドインハーヘア、母系はディープインパクトを初め近親に芝中長距離重賞馬の名がズラリと連なる日本屈指の名族。母ブルークランズも9-11Fの距離で[3-3-1-2]という9割近い連対戦績を残している。父にエピファネイアを配した娘は設計図通りスラリとした四肢と背中を持つ細マッチョ。マイルの桜花賞よりは、明らかに東京2400mのオークスが似合っている。遠く今日の舞台を遠望、新馬戦はパワーを要する札幌芝9Fからスタート。1-2コーナーを抜ける際に大きな不利を被りながらも牡馬混合戦を完勝。サフラン賞は距離短縮、初のマイル。流れに乗りおくれ2着に惜敗したが、東京の赤松賞を世代マイル重賞と同レベルの1分33秒8で駈け、ややタイトなローテにもかかわらず、阪神JFは1分32秒6のレースレコードで首差2着にとびこんできた。4か月のリフレッシュ期間を経た桜花賞は462(-4)kgながら胸を張って歩き、着地は力強く同時に落ち着きもある。前半1000mは58秒1、桜花賞にしては流れは緩やか。あちこち混雑が発生したが、密集馬群でも動じることなくモレイラJの指示に従い4角手前で外めへ進出。さらに外から圧をかけてきたアスコリピチェーノを逆に跳ね返し、11秒4-11秒2-11秒5(34秒1)というレースラップをメンバー中第3位の33秒4という末脚を繰り出し0秒1差に退けた。1分32秒2という走破タイムは前年のリバティアイランドに0秒1遅れ、桜花賞史上第3位という記録も、予想の大きな幹になる。早めのスパートにもかかわらずラスト1F・推定11秒1で駆け抜け数字的にも距離延長に問題はない。桜花賞後の立ち上げも早い組に入り、一週前には戸崎Jが跨り特性を把握。木曜日発表の体重だけが少し気掛かりだが(462kg。輸送して減る?)、枠は内より7番。発馬を決め1-2コーナーをアクシデントなく抜ければ二冠達成が濃厚。

 二の筆頭にチェルヴィニアのスケールと巻き返しを指名。栗東滞在を敢行し桜花賞に挑んだが、やはり6カ月近いブランク明け。大外枠から馬の気に任せ漸次ポジションを上げて行ったが、フワフワとした走りにメリハリがなく、加速反応が遅く進路をカットされ13着に埋没したが、父はハービンジャー×母はオークス2着。跳びは大きく加速にひと手間要する中距離タイプだけに前走は致し方ないか。振り返って二走前のアルテミスSの上がりは、推定11秒4-11秒0-10秒6(33秒0)で漸次加速。東京コースはダイナミックに長く脚を使いゴールへと飛び込んでくる。ルメールJはオークスでの本馬の騎乗を早くから表明しており、体調も大幅に良化している。

 乾坤一擲、金星を狙うはミアネーロ。津村Jとのコンビで中山9Fを新馬勝ちを果たしたものの、坂上急激に外に膨れ、心身の矯正第一にローテーションを組んできた。その甲斐あって、9Fに距離を延ばしたフラワーCは前半1000mは60秒0のミドルにも淡々と対処。勝負どころで器用に身体をこじ入れ、11秒台半ばの持久力型のラップを並べ馬群を断ち割ってきた。1分48秒0という走破タイムはフラワーCでは歴代2位、二年前の同レースを1分48秒5で勝ったスタニングローズ(オークス2着、秋華賞優勝)よりレース内容は上。良馬場と稍重の違いはあるものの、中山記念・中山牝馬Sより速かった。初の左回りになるが調教のコーナーリングおよびフットワークはスムーズかつ豪快。外ラチをブン回し1F・10秒9という破格の伸び脚が急上昇振りを物語っている。関東馬ながら木曜日に異例の東京入厩、まずは精神面のケアを完了。スクーリングもばっちりです。

 折り合いが大きなカギとなるが、一発長打ならライトバック。新潟9Fで新馬勝ち、エルフィンSから末脚勝負に転じ、桜花賞は上がり32秒8という桁違いの上がりで3着に猛追した切れ者。前進気勢は相変わらずだが、依然毛艶はピカピカ。前走後長め6Fを数本追える体力も備わった。

 クイーンズウォークは、7-8Fが主戦場だった兄グレナディアガーズとは体型等が異なり、東京マイルのクイーンCを漸次加速型の33秒4でジワリゝと伸びた(チェルヴィニアに似ている)。桜花賞は瞬発力比べに泣いたが、最内からロングスパートをかけ一旦先頭に立つ見せ場を作り、完成形にはもう一歩でも、2400mが舞台ならという想像力を掻き立てた。

 スウィープフィートは武豊Jを背にチューリップ賞を上がり34秒3で鮮やかに一閃。桜花賞はレースの大勢が決まったあととはいえ脚色衰えることなく4着突入。直線勝負に徹すれば2400mのオークスでも末脚を引き出せると鞍上も判断。8戦目でも体調に狂いなし。

 アドマイヤベルは距離を9-10Fに特化し戦績は[2-1-1-0]。フローラSは前半1000mは59秒7の平均ペースを経験。先行勢の脚やアゴが上がり始めたところを自身34秒2で力強く加速、1分59秒0という走破タイムも平均点。ピークのデキで大一番を迎える。

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