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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

5月12日 東京11R ヴィクトリアマイル(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ウオッカ、ブエナビスタ、アーモンドアイ、グランアレグリア、ソングラインなど、数々の名牝が優勝馬に名を連ねる春の最強牝馬決定戦。スプリンターから中距離馬まで様々な路線からメンバーが集まるため、思わぬ波乱が起きることも珍しくない。

1.前走負けた馬が巻き返す

 過去10回で、前走を勝っていた馬は[0-3-0-36]で複勝率7.7%しかない。対して、前走2-5着だった馬は[4-6-8-44]で複勝率29.0%、6着以下だった馬は[6-1-2-65]でも複勝率12.2%、勝ち馬も6頭出している。

2.穴は逃げ先行馬

 15年は大逃げを打った18番人気のミナレットが3着、2番手を追走した12番人気のケイアイエレガントが2着に入って3連単2千万円を超える大波乱となった。また、20年は12番人気のトロワゼトワルが逃げて4着、一昨年も逃げた18番人気のローザノワールが僅差の4着と、前に行った伏兵があわやの走りをしている。直線の長い東京なだけあって、差し脚のある実力馬が台頭するケースも当然あるが、馬券で夢を見るなら逃げ先行の伏兵だ。

3.前走GIの馬は信頼度が高い

 前走が重賞以外の馬は過去10年間で10頭いて馬券に絡んだことはない。前走GIIIが[1-5-1-44]で複勝率13.7%、GIIが[4-4-5-67]で複勝率16.3%。前走GIの馬は[4-1-4-20]で複勝率31.0%と断然信頼度が高い。なお、近年増えている海外遠征帰りの馬は[1-0-0-4]となっている。

 ナミュールは前走がドバイターフ2着で海外遠征帰り。データ的には分からないところがあるが、近走の成績がここでは断然と言って良いだろう。東京コースも富士Sを勝っていて相性は良いし、ここも好走確率は高そうだ。信頼したい。

 スタニングローズは故障明けの前走・大阪杯が逃げて8着。内容としては悪くなかった。昨年は出遅れて後方からの競馬になってレースに参加できなかったが、本来の先行策なら上位争いに持ち込めても良い。

 その他、休み明けの大阪杯を叩かれたハーパー、前走の阪神牝馬Sで2着に入ったウンブライル、先行力とマイルの距離が魅力のフィールシンパシー、前走が強かった力上位のマスクトディーヴァ、先行力で2連勝中のコンクシェルなども好走の圏内。

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