丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

5月12日 東京11R ヴィクトリアマイル(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    6

    相手

    2

    3

    4

    5

    10

    13

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    10

    相手

    2

    3

    4

    5

    13

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    5

    相手

    2

    3

    4

    10

    13

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【激闘・東京決戦】マスクトディーヴァが初のGI・マイル制覇へ挑む。ローズSを1分43秒0の大レコードで圧勝、3歳秋に一気に才能開花をみた。ローズSは全体時計だけでなく、マイル通過タイムは1分31秒2、ラスト2F目に推定で最も速い10秒8というラップを計測。高速馬場に恵まれただけでは決してない。秋華賞は内回りに加えスロー、馬群を捌き切れず2着に終わったが、最速の上がりでリバティアイランドに0秒1差に急接近。リバティはほぼ安全圏に入っていたが、馬体を併せていたら逆転の可能性も生まれたかもしれない。本年はヴィクトリアマイルを念頭に置き東京新聞杯から発進したが、ポジションを取ろうと気ばかり逸り、逆に出遅れを喫しレースプランが台無しになってしまった。阪神牝馬SはモレイラJを配し、発馬を決め1番枠から好位内の4番手をスムーズに追走、直線入り口外に持ち出す正攻法の形が取れた。さあこれから加速という場面で右手綱が外れ、片手だけしか使えないサーカス騎乗でも、上がり2F推定10秒8-10秒9の脚が使えた。前走後の上昇度も青写真通り、最終追い切りの坂路調教は力強く首を使い四肢はリズムよく連動、グリップ力もガッチリ。後入れの偶数枠6番も引き当てた。

 超えるべき壁はマイルCSの覇者ナミュール。3歳時は腰回りが薄く後肢の送りが弱く硬くなる時がある。レース運びや加速にムラが生じ、オークス3着、秋華賞2着に終わったが、4歳秋・富士Sを境にボディラインとフォームが一変。1分31秒4という破格のタイムで外強襲を決め、マイルCSは上がり3F11秒6-11秒5-11秒2(34秒3)というレースの上がりを1秒3上回る33秒0の超速ラップでゴボウ抜きを決めた(上がり2Fはどうみても推定10秒台を計測)。香港遠征は小回りと平坦に手を焼き、ドバイターフは火の出る追い比べを短頭差2着に惜敗したが、末脚の威力は世界屈指であることをまざまざと示した。検疫のため栗東入りが遅れ、正味2本での出走となるが、ビクともしない心身が備わった馬になっている。左回りのワンターンの東京は条件ベスト、本命との一騎打ちが濃厚。

 三番手はウンブライルの切れ。キャリアは8戦、うち最速の上がりをマークしたのは実に5回。状態をはかりながらの仕上げでも阪神牝馬Sは32秒9でゴール前2着に急追。馬込みに入ると脚を突っ張り仕掛け遅れとなるが、スムーズに外に持ち出せれば一角崩しは十分。

 モリアーナの一発も要警戒。3歳9月の紫苑Sは1分58秒0、タイレコードで驚異のシンガリ一気に成功。記録ホルダーの先輩ノームコアは、後にヴィクトリアマイル、香港Cを制覇。横山典J騎乗も含め随所に共通点が多く、先輩に倣い倣え。

 折り合いや追い出しどころなど気難しさはあるが、フィアスプライドはマイルのターコイズSがもっともスムーズだった。コンクシェルはマイペースの単騎逃げ、流れはきっとスロー。展開のみならず、二走前の初音S1分45秒5は、時期は異なるが府中牝馬Sのレベルに近い。後続には0秒5差の圧勝、上がり4Fを11秒台の力強いラップでパンチアウトしており、稍重の中山牝馬Sを逃げ切ったが良馬場の方がもっと力が出る。

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