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5月5日 東京11R NHKマイルC(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 1996年、クラシック参戦が当時叶わなかった外国産馬に門戸を開くGIとして新設された一戦。現在は中距離だと距離が長い馬にとっての3歳春の最大の目標と位置付けられている。歴代の優勝馬からシーキングザパールやエルコンドルパサーをはじめ、クロフネ、アドマイヤマーズなど国内外で活躍していく馬が多く輩出されている。

1.前走GI組が優勢

 過去10回で、前走がGIだった馬は[4-3-1-24]で複勝率25.0%。優勝馬には皐月賞から15年のクラリティスカイ、19年のアドマイヤマーズ、桜花賞から16年のメジャーエンブレム、17年のアエロリットがいる。今年は皐月賞3着のジャンタルマンタル、桜花賞2着のアスコリピチェーノなどが参戦する。

2.前走大敗からの巻き返しは少ない

 前走着順を見ると、6着以下から巻き返して勝った馬は、過去10年間でゼロ。2、3着の紐ではまれに好走するが、1着までは厳しいだろう。軸は前走5着以内で考えたい。

3.近年は差しが決まっている

 昨年は4角13番手のシャンパンカラーが差し切って勝ち、2着にも4角16番手のウンブライル、3着にも4角15番手のオオバンブルマイと、追い込み決着となった。一昨年も4角16番手だったマテンロウオリオンが2着に追い込み、4角14番手だったカワキタレブリーが18番人気ながら3着に食い込んだ。近年に関しては20年を除き、差し追い込み馬の活躍が多い。

 アスコリピチェーノは前走が桜花賞で、差して2着。デビューから4戦とも上がり33秒台で上がっていて、この条件を走るのにはピッタリ。東京コースも新馬戦の内容が強く、むしろベストと言えそう。ここで2つ目のタイトルは可能性が高い。

 ジャンタルマンタルはどんな競馬でもできるタイプ。前走の皐月賞でも速いペースで勝ちに行って僅差の3着と好内容。距離短縮はプラスに出そうで、東京コースも問題ない。こちらも勝ち負け必至。

 その他、臨戦過程は微妙だが前走の追い込みが凄かったゴンバデカーブース、末脚が安定しているディスペランツァ、ひと叩きされた上積みが見込めるノーブルロジャー、叩かれて距離短縮と条件が良くなるダノンエアズロック、休み明けを叩かれた素質馬ボンドガールなども好走の圏内。

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