丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

4月27日 東京11R 青葉賞(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    17

    相手

    7

    8

    9

    11

    15

    16

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    17

    2着

    7

    相手

    8

    9

    11

    15

    16

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    17

    2着

    9

    相手

    7

    8

    11

    15

    16

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【ビュイックが予言】トロヴァトーレの才能とスケールに今一度こだわってみたい。顔や体つきは父レイデオロ似だが、シルエットや構造は、世界を股にかけた母の姉ディアドラに似ている。デビューは秋の中山10F、急坂を33秒8という加速ラップで大外強襲。続く葉牡丹賞は1000m通過・61秒7のスローにも焦らず騒がず。勝負どころの三分三厘、馬群で我慢。直線進路をふさがれかけたが、グイと首と体を入れ外からの圧を振りほどき、新馬戦に続き上り33秒9、ラスト1Fを推定10秒台の加速ラップでひと差しを決めた。

 敏感な性格というよりいろんな面で幼く、弥生賞は道中何度かブツけられテンションが上り、芝の塊が掘り上がる湿った芝にも嫌気をさし6着に埋没したが、水捌けのいい東京は多少の雨なら推進力は鈍らず。二週に渡り横山武騎手が追い切りで跨り、身のこなしや反応の向上度合を確認。葉牡丹賞のあとビュイックJがダービー云々を語っていたように、2400mに延長、初の左回りになるが、伸び伸び走れる東京はプラスととらえたい。

 第一目標はシュガークン。半兄は御存じキタサンブラック、ただし兄とは体型が微妙に異なる。冬毛の残る幼い体型でデビューしたが、走るたび肌艶がよくなりボディラインに陰影が見えるようになった。大寒桜賞は馬場は重、後のためにも負担のないよう逃げを選択。スタート直後蹄鉄が落ち、道中フラフラと危なっかしさを感じさせつつも、直線入り口フォームとグリップ力を確かめ、いざ追い出し開始。水気の多い芝でも上り3Fを12秒6-11秒3-11秒7(35秒6)でまとめ、終わって見れば後続に2馬身差の完封劇を果たした。

 まだ能力の証明となる瞬発力数値は示していないけれど、兄キタサンブラックと同じ持久力型。年明けデビューから4戦目というタイトなローテになるが、一週前の併せ馬ではマイラーズC出走のボルザコフスキーに、7F・98秒3-35秒5-11秒1という破格のタイムで0秒1差先着。直前は坂路でもう軽めでよく、青葉賞参戦の絵図を鮮明に描けた。

 一角崩しがあればヘデントール。ステイゴールド産駒の母は芝1800-2400mで5勝、競争生活最後の頃にはエリザベス女王杯に参戦(8着)。本馬もまだ2歳時は随所に緩さを感じさせる造り。年明けの中山10Fを2分0秒2という好タイム勝ち抜け、中1カ月半間隔をあけ同じ舞台へ。肌艶、身のこなし、気迫の大幅な上昇が見て取れたが、重馬場条件下・前半1000mは60秒3のHペースで展開。道中はシンガリ、4コーナー手前から一気に大外をマクり上げ直線入り口ではもう先団をとらえる勢い。レースの上りは12秒5-12秒5-12秒9(3Fは37秒9)、対する自身のソレは36秒6。走破タイムは2分1秒9でも、9F通過は1分49秒0。レース形態は異なるものの、メインのGIII・中山牝馬Sと同タイムだった。母譲りの血統を思えば成長も見込め、3頭併せの真ん中をグイと割って出る木村厩舎勝負調教も無事こなした。

 デュアルウィルダーの父はハーツクライ産駒の世界のヨシダ(芝とダートのG1各1勝)。母の弟は北米G1を2勝、G2とG3を3勝と牝系も筋が通っている。2月の東京・芝9Fの新馬戦は上り33秒4で3着急追。数字は速いが、ただし伸び脚はジリジリ。二戦目の前回はまずスタートに集中、絵にかいたような単騎逃げに持ち込み、ラスト4F目から12秒0に速力アップ。続く3Fを12秒0-11秒7-11秒7でまとめ2着に5馬身差の楽勝。まだ上半身頼りの粗い走りではあるが、スタミナは豊富。鞍上にはモレイラ騎手を配置、恵みの雨も降る。

 脚質は一本調子ながら、パワーホールもスタミナは無尽蔵。2400mは他馬が気にするぶん、加点材料になる。実戦でも稽古も荒っぽいが、ショウナンラプンタは東スポ杯では最速の上りをマーク、2400mのゆきやなぎ賞を上り33秒4で仕留めてきた。

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