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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

4月21日 東京11R フローラS(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 今年もそうだが、メンバーの多くが1勝馬ということも珍しくないが、それでもユーバーレーベン、ウインマリリン、モズカッチャン、チェッキーノ、デニムアンドルビー、サンテミリオンなど、オークスでも活躍する馬がしばしば現れている。本番を展望する上で見逃せない一戦だ。

1.距離延長組が活躍

 過去10回で距離延長の馬は[7-8-8-93]で複勝率19.8%。対して、同距離の馬は[2-2-2-39]で複勝率13.3%。距離的に短縮で臨んでくる馬は少ないが、開幕週のスピード勝負ということもあり、今回が延長となる馬の方が優勢だ。

2.未勝利上がりは通用しにくい

 過去10回で、前走が重賞だった馬が複勝率25.5%、前走が1勝クラスだった馬が複勝率16.9%で、前走が未勝利だった馬は複勝率11.8%。3歳の春にもなると、未勝利勝ち直後の馬が、既に上のクラスを走っている馬相手にいきなり互角以上に渡り合えるケースは多くない。

3.妙味は先行馬

 昨年は7番人気のゴールデンハインドが逃げ切り。一昨年も前残りの競馬となり、4角2番手で回ったシンシアウィッシュが9番人気で3着。また、21年は4角2番手だったスライリーが14番人気で2着に激走した。昨年、2番人気で5着だったドゥムーランのように、特に近年に関しては追い込みが不発となり、先行した伏兵が台頭することが多くなっている。

 エルフストラックは前走のフラワーCで逃げて5着。まだ1勝馬だが、ここに入ると力上位と言えるだろう。距離も未勝利勝ちが2000m。勝ち切れないが、相手なりに走れるところもあり、ここは勝ち負けを期待したい。

 カニキュルは前走のフラワーCで3番人気で6着。休み明けで反応が鈍かったこともあるだろう。初戦は好位から運んでいて、前走よりはもう少し前で運べそう。このメンバーなら巻き返しを期待したい。

 その他、2戦2勝で先行力もあるクリスマスパレード、前走で1勝クラスを勝ったコガネノソラ、堅実に走るアドマイヤベル、一戦ごとに力を付けているバロネッサ、クイーンC6着から距離延長で巻き返しを期するサンセットビューなども好走圏内。

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