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2月4日 東京11R 東京新聞杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 安田記念へと続く古馬マイル路線の、関東における開幕戦。過去の勝ち馬にはリスグラシューやインディチャンプなど、後のGIホースが名を連ねているように、GIIIながらメンバーが揃う一戦。昨年はナミュールがここで2着に入り、秋のマイルCSでGI初制覇を成し遂げた。

1.前走がGIの馬か3勝クラスを勝ち上がってきた馬

 これは両極端な狙い目になるが、前走がGIの馬が過去10年で[5-3-2-16]、単勝回収率でも203%と最も良績を残している。ただ、前走で3勝クラスを勝ってここへ臨む馬も[4-1-0-8]と勝率では前走GI組を凌ぐ成績を残している。実績馬と、ここを勝って飛躍していく馬の対決という図式になっている。

2.距離短縮組が優勢

 古馬のマイル戦と言えば、マイル路線のエキスパートが揃う印象だが、前走マイルの馬の成績が[6-6-5-79]で複勝率17.7%なのに対して、今回が距離短縮となる馬は[4-4-2-28]で複勝率26.3%。また、今回が距離延長になる馬は[0-0-3-11]で複勝率が21.4%あるものの連対馬はいない。狙いは距離短縮組だろう。

3.高齢馬は苦戦傾向

 過去10回の成績を年齢別にみてみると、4歳馬は複勝率32.5%、5歳馬は25.6%なのに対し、6歳馬は16.2%、7歳馬は4.5%。ベテランは苦戦しており、若い馬を中心視するのが良さそう。6歳馬は4勝しているのでもちろん侮れないが、7歳以上は勝っていないので割り引きたい。

 マスクトディーヴァは秋華賞でリバティアイランドに敗れたが、ローズSをレコード勝ちと、世代トップクラスの実力は間違いない。上記条件にも全て当てはまっていて、初のマイル戦でもここは結果を出せるだろう。

 ホウオウビスケッツは昨春にスプリングS2着、日本ダービー6着という実績を残していただけに前走の中日新聞杯では期待されていたが、まさかの12着惨敗。ただ、実力は間違いなくあるので、距離短縮のここで巻き返しが期待される。ここが狙い目だろう。

 ラヴェルはこの舞台でリバティアイランドを負かしている。秋華賞では結果が出なかったが、レース内容は悪くなかったので、マイルへ距離短縮のここで変わり身を期待したい。

 その他、NHKマイルC2着で4歳牝馬のウンブライル、6歳も前走がマイルCS3着のジャスティンカフェ、京都金杯3着からここへ臨むトゥードジボンなども好走の圏内。

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