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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

1月28日 東京11R 根岸S(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 ダート1400mはオープン特別こそ多く施行されるが、JRA重賞は同レースとプロキオンSの2つだけ。ダートのスプリンターにとっては数少ない大舞台となる。また、フェブラリーSの前哨戦という意味合いもあり、GIIIとしては毎年メンバーが揃う。

1. 終いの脚が求められる

 スプリンターが多く参戦することからペースは速くなりがち。ただでさえ終いの脚が求められる東京コースで、先行馬が押し切るのは簡単なことではない。過去10回、4角5番手以内の馬は複勝率12.5%なのに対し、4角7番手以下は複勝率22.3%、10番手以下でみても複勝率22.6%で差し馬に分がある。

2. 距離短縮組が圧倒的に有利

 過去10回で、今回が距離短縮の馬は[7-4-5-31]で勝率14.9%、複勝率34.0%。これは前回が同じ1400mに使われた馬の成績[1-4-4-55]、今回が延長となる馬の成績[2-2-1-40]を大きく上回る。軸は今回が距離短縮となる馬から選びたい。

3. 前走が重賞

 過去10回で前走が重賞だった馬が9勝、交流重賞を含めると全ての勝ち馬10頭が前走で重賞を使われていたことになる。特に前走でGIを使われた馬は複勝率35.0%と高くなっている。また逆に昇級初戦の馬は苦戦していて、3勝クラスからの臨戦だと[0-0-0-4]となっている。

 タガノビューティーは末脚堅実で、前走がGIIIの武蔵野Sで4角14番手から追い込んで2着。今回が1600mからの短縮でもあり、上記の好走条件を全てクリアしている。得意の東京コースでもあり、今年のメンバーなら重賞初制覇を期待したい。

 ヘリオスは一昨年のこのレースで2着。前走の武蔵野Sでは10着に敗れたが、この馬のベストは1400m。タガノビューティーと同じく距離短縮ローテでもあり、ここも好走は十分可能だ。

 パライバトルマリンは休み明けの交流重賞クイーン賞を叩かれて前進が見込める。先行馬だが、距離短縮ローテで上位争いを狙う。

 その他、競走除外からの仕切り直しとなるシャマル、末脚が強烈なアルファマム、昇級戦ながらも1400mで5戦4勝のエンペラーワケアなども好走の圏内。

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