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8月11日 新潟11R 関屋記念(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 サマーマイルシリーズの重賞の中で唯一別定で行われるということもあり、メンバーレベルは比較的高くなる。近年の好走馬を見ても、ジャスタウェイ、クラレント、ダノンシャーク、プリモシーン、ロータスランド、ソングラインなどGIでも足りる実力を持つ馬の名前が多い。

1.馬格のある馬

 過去10回で、480kg以上の馬が8勝。2着も5頭出ている。特に、馬体重が520kgから539kgの馬は[2-2-2-9]で単勝、複勝共に回収率が120%超。

2.前走負けた馬が巻き返す

 過去10回で3着以内に入った延べ30頭中、前走3着以内だったのが9頭なのに対し、前走5着以下だったのは17頭。勝ち馬に関しても、10頭中7頭は前走5着以下だった。特に前走5-9着が狙い目で、穴をあけるならこの辺りの前走着順の馬だろう。

3.先行馬が活躍傾向

 直線が長い新潟らしく豪快な追い込みが決まることもあるが、近年は先行して残る馬も多く、4角2番手以内の馬の成績は[4-3-1-14]で複勝率36.4%。4角先頭だと複勝率は50.0%に上る。先週の競馬を見ても前が有利な傾向が見られたので、ここも前に行ける馬には注意したい。

 ディスペランツァの前走はNHKマイルCで7着。直線でエンジンが掛かりかけたところで不利があり、力負けではないだろう。馬格があって、末脚確か。よほど外枠を引かない限りは上位争いに持ち込める。

 サクラトゥジュールは前走の東京新聞杯で重賞初制覇。馬格があって、ある程度ポジションも取れるので、このレースには向いているだろう。ここも上位争いに持ち込める。

 その他、前走が逃げ切り勝ちのトゥードジボン、前走がGIで惨敗も2走前に重賞勝ちと能力上位のパラレルヴィジョン、前走で先行力を見せたグランスラムアスク、昇級も大差がないジュンブロッサムあたりも好走の圏内。

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