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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

12月23日 阪神11R 阪神C(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 西日本では一年で最後のJRA重賞。マイルとスプリント、それぞれの路線から有力馬が集まり毎年レベルの高いレースとなるが、過去10回で1番人気の連対は19年のグランアレグリアと昨年のダイアトニックしかなく、中々すんなりとは決まらない。2桁人気も多く馬券に絡んでいる。

1.重賞実績は必須

 過去10回の勝ち馬のうち、それまで重賞未勝利だった馬はゼロ。実績馬に比較的有利な定量戦であり、既成勢力の壁は高い。実際に16年は昇級初戦のグランシルクが3番人気で7着、17年は条件戦を4連勝して挑んだモズアスコットが1番人気に支持されたが4着に敗れた。

2.前走馬券圏外の馬に妙味

 過去10回の勝ち馬で前走からの連勝を果たしたのは2頭のみ。他の8頭中7頭は前走4着以下からの巻き返しだった。過去の勝ち馬には、前走13着から一変したグレナディアガーズ、前走10着から巻き返したリアルインパクトなどもおり、実績があれば前走の結果はそこまで気にしなくて良さそう。

3.距離短縮組優勢

 過去10回で、距離短縮組は[6-5-7-50]で連対率16.2%、複勝率26.5%なのに対し、前走も1400mだった馬は[2-1-2-44]で連対率6.1%、複勝率10.2%、距離延長組は[2-4-1-48]で連対率10.9%、複勝率12.7%。

 エエヤンは春シーズンにニュージーランドTで重賞制覇。秋は毎日王冠から始動し8着、マイルCSに駒を進めたが10着と振るわなかった。しかし、大きくは負けておらず、今回が距離短縮で力の要る阪神コースなら変わり身も十分狙いたい。

 ホウオウアマゾンはオーストラリア遠征のあと中京記念を走り14着。海外遠征明けで仕方がないだろう。一昨年のこのレースで2着、今年の阪急杯でも3着と条件相性が良く、距離短縮で臨むここは狙い目だろう。

 ダノンスコーピオンは22年NHKマイルCの覇者だが、その後は富士S3着を最後に馬券圏内なし。しかし、地力は上位で、距離短縮のここで変わり身もある。以下、ママコチャはスプリンターズSでGI及び重賞初制覇。元々マイル前後で使われていた馬で、距離短縮はむしろプラスかも。連勝も十分ある。ウイングレイテストはスワンSで重賞初勝利。コース替わりがカギになるだろう。アグリは同条件の阪急杯を勝っている。ここでも能力上位だろう。

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