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12月17日 阪神11R 朝日杯FS(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2014年に朝日杯FSが中山から阪神にコースが変更されたのと同時に、2歳の大レースとしてもうひとつホープフルSが用意され、17年からはGIに昇格。それに伴い、このレースは「2歳マイル王決定戦」という様に定着してきている。

1.前走マイル以上の距離を使われた馬が中心

 阪神開催になった14年以降で、前走もマイルだった馬は[6-6-5-42]で複勝率28.8%、今回が距離短縮となる馬は[2-1-1-22]で複勝率15.4%。対して、今回距離延長となる馬は[1-2-3-56]で複勝率9.7%。

2.前走1着馬が強い

 前走で負けていることはそれだけで割り引き材料になる。阪神開催になった14年以降の過去9回は、すべて前走1着だった馬が勝利していて、2着も5頭、3着も7頭が前走1着馬だった。

3.多頭数経験

 過去9回で、前走の頭数が8頭以下だった馬は連対率7.1%、9-11頭だった馬は連対率11.9%、12-14頭だった馬は連対率11.4%、15頭以上だった馬は連対率20.0%。今回が多頭数であることも関係してか、多頭数を経てきた馬の成績が良い。

 ジャンタルマンタルが中心。新馬戦を1800mで勝ち、続くデイリー杯2歳Sでも、距離短縮の影響もなく前に付けてスピード負けすることもなかった。少頭数の競馬しかしていないが、前走が好位のインで脚を溜めて、直線で内から抜け出す競馬だったので、揉まれても心配はなさそう。ここは3連勝で無傷のGI制覇を期待。

 オーサムストロークは勝ち上がりに3戦を要したが、続くベゴニア賞を勝利して連勝。成長力が高く、このメンバーに入っても見劣りしない。

 シュトラウスはサウジアラビアRCでは伸び切れず3着に敗れたが、前走の東京スポーツ杯2歳Sでは素質馬が揃う中好位から押し切って見せた。ポテンシャルは高い。多頭数経験がないのがネックだが、好位から運べるので問題ないだろう。

 セットアップは札幌2歳Sを逃げ切り勝ち。スピードがあるのでマイルも問題なく、ここでも好勝負が可能。以下、新馬・コスモス賞を連勝したエコロヴァルツ、1400mで連勝し距離が課題となりそうだが勝ちっぷりが良かったダノンマッキンリー、前走が未勝利勝ちながら上記3条件をすべてクリアしているナイトスラッガーあたりも圏内。

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