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6月25日 阪神11R 宝塚記念(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 上半期のグランプリとして年末の有馬記念と対をなす存在だが、秋の古馬中距離路線が天皇賞(秋)、ジャパンC、有馬記念とある程度定まっているのと対照的に、宝塚記念に至るローテーションはバラエティに富む。様々な臨戦過程の馬が一堂に会するのが宝塚記念の面白さであり、また難しさでもある。

1.前走の4角位置に注目

 過去20回で、データのない前走海外組を除き、前走の4角を1番手で通過していた馬は[4-2-4-12]で複勝率45.5%と優秀。2番手で通過していた馬も[1-3-2-18]で複勝率25.0%ある。対して、4角10番手以下だった馬は[3-5-1-71]で複勝率11.3%しかない。

2.前走好走馬が強い

 過去20回で、前走1着だった馬は複勝率31.1%、2着だった馬は36.8%、3着だった馬は22.6%だが、前走4着馬は複勝率10.3%、5着馬は9.1%。前走も好走していた馬が連続好走してきやすい傾向。

3.上がりが掛かりスタミナ比べに

 過去20回で、勝ち馬の平均上がり3ハロンタイムは35秒5。内回りの2200mというタフなコース設定に加え、梅雨の影響で荒れた馬場状態になるケースも多く、上がりが掛かる勝負になりやすい。

 ディープボンドは阪神が得意で、昨年のこのレースでも4着に好走。天皇賞(春)で3年連続2着に入っているようにベストは長距離かもしれないが、スタミナを要する2200mも守備範囲で、今回も好走を期待できそうだ。

 イクイノックスは阪神2200mという条件設定が合うかは未知数だが、有馬記念の強さを見るに関係なくこなしてくる可能性が高い。馬券的には人気との兼ね合いだけだろう。ボッケリーニは昨年のGIでは凡走が続いたが、本来通用するだけの能力はある。7歳にして充実期であり、激走があっても驚けない。

 ジェラルディーナはコース替わりプラスも、ここ2走が負け過ぎなのがどうか。また、気性的に鞍上替わりがプラスに働くかは未知数だ。以下、力上位もコースが合わないジャスティンパレス、良馬場なら見直せるアスクビクターモア、内で脚を溜めれば一発あるライラック。

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