丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

6月3日 阪神11R 鳴尾記念(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    2

    相手

    4

    7

    9

    11

    12

    14

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    2

    2着

    14

    相手

    4

    7

    9

    11

    12

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    2

    2着

    12

    相手

    4

    7

    9

    11

    14

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【上段突き】二年前の5歳2月、カラテは東京新聞杯を制し重賞マイラーの地位を獲得。関屋記念2着やGII・中山記念2着など、8-9Fで堅実な走りを重ねてきた。しかし、重巧者で名を成した反面、マイルの高速決着と上りには限界が見える。

 所属厩舎解散のため辻野厩舎へ移動を期に、パワーを活かすべく10F路線へと方向を転換。昨年は57.5キロを背負い新潟記念を完勝し、春の天皇賞は6着、ジャパンCは8着、GIでも0秒7差以内に食い下がった。前走の新潟大賞典は土砂降りの不良馬場。脚抜きのいいとされる新潟でも究極パワーと底力を必要としたが、59キロの斤量で二枚腰を使い、特殊な条件でも最速の上りで競り勝った。関西転厩後は懸案の脚元も健やか。中山を得意としていた時期もあり坂はまったく問題ない。57キロ、週末の雨をプラス材料にして、阪神の10Fも一気に駆け上る。

 資質ならソーヴァリアント、逆転の単も一考。少し古い記録になるが、能力の起点は二年前の札幌2000mの1分59秒8。開催は異なるものの、ソダシの札幌記念と0秒3差の好タイムで楽勝を演じた。チャレンジCを二年連続Vを決めてきたが、スローの瞬発力決着では上り3F・11秒6-10秒8-11秒6という高速ラップに対応。去年は1000m通過・57秒7のHペースを踏み1分57秒5に時計を精度アップ。脚質は自在、GI級の記録に達した。ただ、馬格はあり押し出しも強いが、オールカマー13着、中山記念9着。突然自分を見失い理解不可能な凡走がある。ルメールJと2戦2勝というキャリアは心強いけれど、対抗にとどめた。

 割って入ればボッケリーニ。中日新聞杯、GII・目黒記念を制し数々の重賞で上位を賑わせてきた実力派。先週の目黒記念は59.5キロという発表ハンデを見て、月曜日の段階でエントリーを取り下げ。追い切りの磨耗を避け、鳴尾記念に素早くスイッチ。昔ほど速い時計は出なくなったが、さすが歴戦の兵という力強いフットワークを披露。10Fは幾分短いが、重馬場なら勝負どころで置かれず、底力決着に持ち込める。

 惑星はフェーングロッテン。差し馬から逃げ馬へとモデルチェンジ。7月のラジオNIKKEI賞を勝ったように夏場は血液循環がよく、10Fがギリギリとはいえ中山金杯3着、金鯱賞2着、重馬場も苦にしない。後続が馬場を嫌がり追い上げが遅れるようなら逃げ切りVも可能。

 マリアエレーナは牡馬相手の中距離GIで奮闘、10FのGIIなら格上的な存在。ただ能力で3着に踏ん張ったが、愛知杯のフラフラ状態の走りを見ると重馬場はどうか。

 ヒンドゥタイムズは今回は57キロ。若干ジリだが、馬場が悪化すれば小倉大賞典のようにワンプッシュが可能。

 アドマイヤハダルは坂に問題はないが、フットワークがきれいすぎるかもしれない。

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