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4月16日 阪神11R アンタレスS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 上半期の大一番である帝王賞に向けての出発点と位置づけられるレース。以前は京都の開幕週に行われていたが、12年にマイラーズCと入れ替わる形で阪神に移ってきた。直線に坂がある阪神に替わったことで、より底力が要求されるようになっている。

1.長い距離をこなすスタミナが問われる

 過去10回で、前走から距離短縮となる馬は[8-5-2-38]で複勝率28.3%、前走も1800mだった馬は[2-4-8-73]で複勝率16.1%なのに対し、前走から距離延長となる馬は[0-1-0-19]で複勝率5.0%。底力が問われる条件であるから、距離延長ローテは苦戦傾向。

2.前走の4角位置に注目

 過去10回の勝ち馬はいずれも、前走の4コーナーを4番手以内で回っていた。昨年の勝ち馬オメガパフューム、20年のウェスタールンドなど追い込みで勝つ馬もしばしば出ているレースではあるが、前走で終始後方に控えていた馬が台頭する余地は大きくない。

3.前走好走馬が強い

 過去10回で、前走1着だった馬は[6-4-1-24]で複勝率31.4%、前走2着馬は[1-4-3-10]で複勝率44.4%と好成績。また、前走3着馬は複勝率28.6%、前走4着馬は複勝率22.2%と悪くない。対して、前走5着以下は[1-0-4-78]で複勝率6.0%。

 ヴァンヤールは3走前に2100mの名古屋グランプリで2着、前走名古屋城Sで2着に好走しており、昨年までと比べると一段と成長している模様。ある程度位置を取る競馬も出来るようになっており、引き続き好走を期待したい。

 プロミストウォリアは東海Sの勝ちっぷりが上々で、すんなりなら大崩れはなさそう。ただ、逃げ馬なので展開次第で脆さが出る可能性はある。カフジオクタゴンはマーチSで5着だったが、馬場が合わなかっただけだろう。地力は上位で巻き返しに期待。

 サンライズホープは好走条件に合わないが、チャンピオンズC6着、東京大賞典4着があるように展開次第で浮上してきそう。以下、先行力上位のメイショウカズサ、同舞台で連勝中のキングズソード。

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