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4月9日 阪神11R 桜花賞(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 有力どころは阪神JFやチューリップ賞で既に対戦していることも多く、桜花賞での人気は主にそれらの結果をもとに形成されていく。しかし、コース改修以降の16回で1番人気3勝に対し2番人気は6勝と、1番人気の信頼はそこまで高くない。また、阪神JF勝ち馬は3勝、チューリップ賞勝ち馬は2勝のみであり、前哨戦で敗れていた馬が逆転勝利を飾ったり、別路線を歩んできた馬が一気の戴冠を果たすケースの方が多い。

1.フレッシュな馬

 過去10回で、それまでのキャリアが5戦以内だった馬は[9-10-9-100]で複勝率21.0%と好走馬の大半を占めるのに対し、6戦以上だった馬は[1-0-1-47]で複勝率4.1%。既に豊富なキャリアを重ねている馬は狙いにくい一戦。

2.前走重賞好走組が中心

 過去10回で連対した20頭中、16頭は前走重賞で3着以内の実績を残しており、前走オープン・リステッド組で3着以内に好走したのは20年1着のデアリングタクトだけ。上で述べたように、王道路線を勝利してきた馬が勝つケースはあまり多くないものの、重賞初挑戦での激走や、凡走から変わり身を見せてくる、というケースもまた多くない。

3.前走控えていた馬

 過去10回で、前走の4角を先頭で回っていた馬は[1-1-0-15]で複勝率11.8%と苦戦傾向。また、4角2番手だった馬も[1-0-0-21]で複勝率4.5%にとどまる。3番手だった馬は[2-1-1-15]で複勝率21.1%あるため、一概に先行不利とは言えないが、直線の長い阪神マイルなだけあって、前走でも控えて末脚を使う競馬をしてきた馬の方が活躍傾向にはある。

 コナコーストは近2走、エルフィンSとチューリップ賞で連続2着と勝ち切れてはいないが、いずれも逃げ馬が勝ち切る展開を33秒台の末脚で追い込んでおり、内容は上々。上位人気馬と比べても能力は見劣らず、GIの舞台でも好走を期待できそうだ。

 ライトクオンタムは脚力が一枚抜けているが、デビュー2戦で揉まれた競馬をしてこなかったのがどう出るか未知数。勝つなら圧勝もあり得るが、不発の可能性もそれなりにありそう。ドゥアイズは堅実だが馬場状態にも左右されそうなタイプ。ある程度時計が掛かれば台頭してきそう。

 リバティアイランドは阪神Jの勝ちっぷりが良かったが、川田騎手の好騎乗もあった。アルテミスSの内容からしても、勝ち切るには展開の助けも必要になるかもしれない。以下、距離延長はプラスのシングザットソング、阪神は合うハーパー、チューリップ賞は大外枠ながら3着に好走したペリファーニア。

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