丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

3月12日 阪神11R フィリーズR(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    13

    相手

    6

    7

    10

    11

    12

    15

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    6

    相手

    7

    10

    11

    12

    15

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    13

    2着

    12

    相手

    6

    7

    10

    11

    15

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【7Fのヒロイン】1400mが舞台なら、ヒロインはブトンドール。昨年のクラシック戦線を賑わせた、ウォーターナビレラやナムラクレアに似た、6-8Fの重賞戦線のヒロインになりえる。GI・桜花賞ももちろん手にしたい。だがまずはベストディスタンスのフィリーズレビューに全力投球。紐解けばデビュー戦は洋芝の北海道の6F、続く函館2歳Sを一気差し。ファンタジーSは初の輸送競馬、1000m通過・57秒9という高速馬場にドギマギ。いつも以上に進んでいこうとせず、手前を何度も代えフォームはバラバラ。しかし遅まきながら残り1F標識手前でトップギアに入ると、四肢の回転数が一気に速まり猛然と2着に浮上。阪神JFは内外のトラップバイアスがあり、14番枠も影響したが、1Fの止まり方で適応距離もわかった。元々坂路は桁違いに動くが、中間CWを併用。スタミナを養い我慢を覚えさせ、最終追い切りは1F・11秒6と弾けた。

 第一目標はリバーラ。母は南米産。GIIIを勝ってはいるが、母系の価値や将来像が沸きづらい。ただ一つ上の半兄イグザルトは7Fダートで現3勝、父がキンシャサノキセキにかわり妹は芝向き。勝ち上がりは二戦目、新潟6Fのタイムは稍重で1分9秒1。内回り6Fは時計が出にくく、渋った馬場で1分9秒1は良質。ファンタジーSはポンと好スタートを決め、内外の出方を見ながら自然な形でジンワリとハナへ。体を起こし無理のない走りで1000m通過は57秒9。3-4コーナーを回る際も余裕があり、直線入り口では後続と3馬身差。上り3Fは11秒6-11秒5-11秒9(35秒0)。ラップが示すように最後脚が上がりかけているのだが、後続もついてこれない。阪神JFは残り1F地点で本命以上に脚が止まったが、7FならファンタジーSだけ走れば好勝負に持ち込める。

 単穴はシングザットソング。時計は平凡だが、阪神マイルを上り33秒5で新馬勝ち。5着に敗れたが白菊賞も最速の33秒8を計測。エルフィンSもスタートで後手、道中の操縦も依然苦労は多い。エンジンがフル回転し始めたのは残り200m過ぎになったが、上りは33秒2。ラスト1Fの加速は際立っていた。7Fなら折り合いも易くなるだろう。オッズ次第では単複買いもあり。

 惑星はポリーフォリア。母は北米13勝。重賞勝ちはないがGI・サンタマルガリータS2着、G2・2着、G3・3着。近親バンシーブリーズは、G1・CCAオークス、アラバマS、スピンスターSなど北米10勝、米国3歳牝馬チャンピオン。本馬は日本での一番仔、478キロという数字以上に大きくヌシッと見せ、なんか独特の迫力があるよなぁ…。父がキタサンブラックということもあり新馬戦は11月の東京・芝9Fをチョイスしたが逃げて6着。二戦目は距離を1600mに短縮、すいすいと逃げ切りVを決めた。スピード指数はかなり高い。ならば3戦目の東京戦はさらに1F短縮。前半1000mは58秒7の平均ペースで推移、折り合いは楽、好リズムで2番手を追走。上り3Fレースラップは11秒6-11秒2-11秒7(34秒5)、対する自身のソレは34秒1。最後の1Fを推定11秒3見当の高速ラップでまとめあげた。稍重下で1分21秒6も悪くない。

 ルーフは6Fを加速ラップで目下二連勝。時計も上りの精度も走るたび上昇、1F延長でも面白い。トラベログは菜の花賞は相手も甘く天性のスピードで押し切ったが、7Fなら先行もしくは好位差しで、レース精度を高める可能性がある。

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