丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

10月15日 京都11R 秋華賞(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    6

    相手

    2

    4

    5

    7

    8

    13

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    7

    相手

    2

    4

    5

    8

    13

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    2

    相手

    4

    5

    7

    8

    13

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 7.0倍 = 2100円
【3連単】
100円 × 32.4倍 = 3240円
【3連単】
100円 × 32.4倍 = 3240円

このレースの収支

払戻:8580円
収支:-1020円

丹下日出夫の見解

【もしかしてもしかして雨が?】リバティアイランドの牝馬三冠が秒読みに入った。過去十年、3冠達成馬の顔ぶれを見ると、アーモンドアイ、そしてデアリングタクトなど、時代を席巻した名牝の名が。リバティは先達たちと比肩――あるいは超えていく存在なのかもしれない。新潟マイルのデビュー戦の、上り31秒4という衝撃ラップをはじめ、桜花賞を上り32秒9・桜史上歴代二位の1分32秒1で一閃。オークスは2着に1秒差、2分23秒1もまた、ラヴズオンリーユーの2分22秒8に次ぐ史上2位の快時計を叩き出した。オークスから秋華賞直行というケースも、オークスの成績が良いほど成功例は多く、ひと夏を越え木曜発表は490kg。噂ほどは巨大化していないけれど(笑)、併走パートナーを並ぶ間もなく抜き去っていく調教の推進力も、初戦とは比べ物にならない強靭なものとなった。

 京都の内回り2000mは先行力と機動力が求められる難解なコースとして知られているが、過去の三冠牝馬たちはいずれも直線強襲で楽々決着をつけており、過去の超一流馬たちがそうだったように展開不問、問答無用。川田Jの口元からも、問わず語りに超越した存在であることが漏れ伝わってくる。怖いのはアクシデント? いや、もしかしたら雨なのか…? なんて、今年の3歳世代の牝馬は本命以外も前哨戦を出色のHレベルで勝ちあがってきた馬が多い。

 対抗のマスクトディーヴァは阪神9FのローズSを従来の記録を一気に0秒9更新、1分43秒0の日本レコードを叩き出した。派手な大逃げ馬に引っ張られたワケでもなく、1000m通過・57秒3というミドルペースの上に立ち、ラスト3F・11秒2-11秒0-11秒8(34秒0)というレースラップを、リズムよく中団から漸次ポジションを上げ、自身33秒2の末脚を繰り出し正攻法の競馬でネジ伏せている。高速馬場のアシストを得たとはいえ、ラスト2F目の11秒0というラップは破格。前走後の乗り出しは2週間後、10月8日にはCW・6Fの3頭併せで楽々先着。心配されたレコ勝ちの反動も、あくまでだが見た目には感じない。

 三番手はハーパー。クイーンC勝ちを契機に桜花賞4着、オークスは2着。随所に緩さを残す未完成な状態でもGIにくらいついてきた。ボディラインは明らかに父ハーツクライ譲り、成長力という特性もしっかり受け継いでおり、調教も上り重点だった春とは異なり、CWのコース追いもテンから飛ばし重心低く終い1F・11秒2をマークするパワーが備わった。オークス時は前の馬に置かれ気味の周回だったが、歩様も身のこなしも闊達さを増した。内回り2000mにも早めに反応できる操縦力が備わった。

 惑星はコナコースト。オークスは前半部分で不利を被り、大外に振られ7着にガス欠をおこしてしまった。しかし桜花賞はミドルラップを二番手追走、残り100m地点では、先頭ゴールのシーンを多くの人が感じていた。戦法は真っ向勝負のあれでいい。管理するのはキタサンブラックを菊花賞馬へと鍛えあげた清水師。父に倣い中間9Fというハード追いなど課し、秋を思い心身を練り込んできた。

 札幌2歳S以降、ちぐはぐな競馬が続いたが、ドゥーラはオークスを上がり2位で3着に突入。クイーンSは前半1000mは59秒9のスロー、しかし5F標識からラストまですべて11秒台の速いラップが並んだ。小回りの緩ペースで4角マクりを完遂。結果的に、京都内回り10Fの予行演習になった? モリアーナは腰高体型が解消。明らかにバランスがよくなり、折り合いも末脚も速度も激変。神業的な追い込みはそう何度も再現できるものではないが、紫苑Sは稍重条件下・1分58秒0は、ノームコア(後にヴィクトリアマイル・香港C優勝)と同タイムのレースタイ記録だった。

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