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4月30日 京都11R 天皇賞(春)(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 京都は3コーナーに高低差約4mの坂があり、これをどう乗り越えるかが好走のカギを握る。2度通過することになる3200mならなおさらだ。トリッキーなコースであるから、馬の適性はさることながら、乗り役のリードに依る面も大きいはず。この点、馬の京都適性を事前に見極めるのが困難である今年に関しては、騎手の京都実績を重視して予想してみるのも一つの手だろう。

1.前走4角位置に注目

 京都開催だった直近の10回で、前走の4角で1番手だった馬は[1-2-0-8]とあまり活躍しておらず、勝ち切ったのはキタサンブラックのみ。また、4角7番手以下だった馬も[0-4-2-55]で複勝率9.8%しかない。好位から中団までに控える競馬をしてきた馬を狙うのが良さそう。

2.種牡馬系統別の傾向

 京都開催だった直近の10回で、勝ち切った10頭はすべて父系がいわゆるサンデーサイレンス系の馬で、2着も8頭がサンデーサイレンス系だった。対して、キングカメハメハが代表的ないわゆるミスタープロスペクター系の馬は、30頭出走するも、馬券圏内に入ったのは1頭のみ。3年前でデータが止まっていて近年のトレンドが反映されていないためあくまで参考程度だが、以前は血統の傾向がはっきり出ていたのは確か。

3.騎手の成績

 2001から2020年の20回に関して騎手別の成績を見てみると、5回以上騎乗した現役騎手で複勝率上位は、上から武豊騎手、C.ルメール騎手、松岡正海騎手、横山典弘騎手、池添謙一騎手。今回騎乗予定なのは武豊騎手、C.ルメール騎手、横山典弘騎手の3名だ。

 マテンロウレオは前走の大阪杯で見せ場十分の4着に好走したように、GIでも上位と互角に戦えるまでに成長している。距離に関しては分からないが、インを捌けることから京都替わりがマイナスということはなさそうで、横山典弘騎手の継続騎乗なら一発の魅力がある。

 ジャスティンパレスは距離に不安はなく、おそらく京都も合う。ルメール騎手とのコンビなら大崩れは考えづらい。タイトルホルダーは血統面、脚質面からして京都が合わない可能性もある。ただ、能力だけ見れば抜けており、完全に軽視はできない。

 ボルドグフーシュは叩き良化型にしても、阪神大賞典は負け過ぎ。今回は過剰人気だろう。以下、武豊騎手が騎乗するヒュミドール、前走はレースになっておらず参考外のアスクビクターモア、出走馬の中では京都適性高いディープボンド。

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