丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

4月23日 京都11R マイラーズC(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    15

    相手

    3

    7

    8

    10

    12

    14

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    15

    2着

    10

    相手

    3

    7

    8

    12

    14

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    15

    2着

    3

    相手

    7

    8

    10

    12

    14

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【3連単】
100円 × 73.7倍 = 7370円

このレースの収支

払戻:7370円
収支:-2230円

丹下日出夫の見解

【下り坂を利しラッシュ】目には清かといかずとも、ソウルラッシュの歩みは力強く着実。OP昇格は昨年、このマイラーズCだった。稍重条件下、1000m通過・57秒5というHペースをじっくり後方待機。展開や戦法がピタリと符合したことも確かだが、レースの上りは35秒8、自身のソレは34秒1。1秒近く時計を要するパワー馬場で、次元の違う末脚で大外一気のゴボウ抜きを決めた。安田記念は行くところゝ進路を塞がれ13着とボー立ちになってしまったが、次走の富士Sはしっかりと流れに乗り勝利を手にしたかに見えた。しかしセリフォスの瞬発力は想像以上。GI・マイルCSも同馬の切れに屈したけれど、スローでも意図するポジションを確保し、正攻法の競馬で対応できた。

 自在の脚質を手にした今なら、外回り京都もポジショニングは楽。3コーナーすぎから始まる下り坂と加速を利点にできるかもしれない。5か月の休養は初めてになるが、3月1日から時計を出しはじめCWの6F追いも増量、4月5日には1F・10秒9を叩き出しデキは万全。

 立ちはだかるライバルは、GIマイラー・シュネルマイスター。3歳春、NHKマイルを1分31秒6で勝ち古馬混合の安田記念は0秒1差の3着。秋のマイルCSはグランアレグリアの2着に迫り、グラン引退後のマイルシーンはシュネルが牽引するかに見えた。

 しかし、体調や気性に小さな波がある。9Fの毎日王冠を勝ち、安田記念は2着に急追したが、不器用さは依然そのまま。6Fを走らせ闘志を鼓舞したりして工夫もしてきたが、中山記念イン突き4着で体調はほぼ旧に復した。操鞍所で鞍をつけイレ込みも軽減、栗東からの当日輸送もプラス材料になるか。京都マイルは馬場やコース改修によってコーナーの入りが緩やかになり、ルメールJの技量もまた相乗効果になる。

 ジャスティンスカイも力量はほぼ互角。父はキタサンブラック、青葉賞からダービーを目指したこともあった。だが走りと性格は明らかにマイラー。三走前の鷹巣山特別から1600mに路線を切り替え、まずは1分32秒6で直強襲。続く秋色Sの1分32秒0は、翌週のJC週のOP.キャピタルSより0秒5も速かった。洛陽Sは緩ペースにも折り合いはピタリ、ブレのない走りで絵にかいたような理想的な完勝劇を演じた。ただ、追い切りの動きや馬体の造りや強さは、GIを目指すにはあと一歩。今回に限っては見えない壁もあるように思うが、GII勝ち負けができれば大いなる自信になる。

 マテンロウオリオンは、NHKマイルCを1分32秒3という好タイムで2着した4歳馬。東京新聞杯6着、ダービー卿は4着、状態は漸次良化。エアロロノアは京都金杯2着、Hレベルで決着をみた東京新聞杯5着。マテンロウは横山典J、エアには武豊Jがスタンバイ。新装なった京都に、ベテラン二人が腕を撫している。果たしてマイルは適鞍なのか。説明理由を明確にできないが、ガイアフォースは3200mの天皇賞より、マイルのほうが距離はベターだろう。

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