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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

1月14日 中京11R 愛知杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 16年から開催時期が1か月繰り下げられて、年明けへと移動になった牝馬限定重賞。ハンデ戦であるから基本的に波乱含みで、2013年以降に行われた9回(15年は開催なし)で、3連複配当が1万円を切ったのは1回だけ、馬連も4回万馬券になっている。

1.重賞実績は不問で上がり馬も通用

 過去10年において、中京芝2000mで開催された8回(15年は開催なし、20年は小倉開催)のうち、6回は重賞未勝利馬による勝利だった。中には1000万下(現2勝クラス)を勝ち上がったばかりのフーラブライド、前走準オープンで2着だったマキシマムドパリと格上挑戦馬が制した例もある。それまでのオープン・重賞実績はあまり関係なく、上がり馬や格上挑戦も通用するレース。

2.決め手のある馬に注目

 過去8回で3着以内になった延べ24頭中、4角7番手以下だった馬は16頭。例年、差し・追い込み馬が幅を利かせている。

3.距離短縮組が優勢

 過去8回で、今回距離短縮となる馬は複勝率31.3%で単・複共に回収率100%超え。対して、前走も2000mだった馬は複勝率14.3%、今回距離延長となる馬は複勝率13.0%で、それぞれ単複ともに回収率は100%未満。

 重賞勝ち馬ではあるが、決め手、距離短縮という点に注目してホウオウイクセルに期待したい。故障により長期休養を余儀なくされていたが、復帰後2戦目の新潟牝馬Sで2着と復調気配。牝馬同士の重賞ならチャンスは十分あるだろう。

 ルージュエヴァイユはここ2走の勝ちっぷりからして重賞でも能力は通用。中京をこなせばといったところだろう。マリアエレーナは天皇賞(秋)で大きく負けておらず、牝馬同士なら大崩れは考えづらい。

 大穴ならフィオリキアリ。冬場の中京はいかにも合いそうで、脚力的にも人気ほど上位と差はない。以下、同舞台のローズSを勝っているアートハウス、昨年は安定して能力を発揮していたサトノセシル、前年の覇者ルビーカサブランカ。

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