丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

12月28日 中山11R ホープフルS(G1)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    12通り

    1着

    6

    相手

    1

    2

    4

    9

    11

    13

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    2

    相手

    1

    4

    9

    11

    13

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    6

    2着

    1

    相手

    2

    4

    9

    11

    13

    各100円

購入:9600円(72通り)

結果

【馬単】
300円 × 11.5倍 = 3450円

このレースの収支

払戻:3450円
収支:-6150円

丹下日出夫の見解

【GI界の皇太子】シンエンペラーの前途は洋々。全兄は仏ダービーと凱旋門賞をブッコ抜いたソットサス。兄のみならず半姉シスターチャーリーはBCフィリーズ&メアターフなどGI・7勝、仏オークスは2着に食い込み、GIII・3勝をあげた姉がもう一頭いる。噂の良血、なるほどツルりとして独特の光沢や皮膚感を醸し出す栗毛。ただ474kgという数字よりは馬体は薄く華奢に映る。

 新馬戦は好位でフラフラ、1000mは61秒7のスロー。追い出しに入ると、内外あちこち寄り道する。左右に膨らむ遊びの多い進路取りながら、上り3Fは推定11秒9-11秒0-10秒9(3Fは33秒8)。本気で追っていれば10秒台半ばのラップを刻めたていたか。

 二戦目の京都2歳Sは1000m通過・59秒1というミドルペースを経験。発馬でアオリ、中団の真っただ中で折り合いと進路を探すという、難しい組み立てを強いられたが、直線スペースを見つけると躊躇することなく馬群を割った。上り3Fのレースラップは11秒9-11秒9-12秒1(35秒9)、対する自身の上りはメンバー中第二位タイの35秒3。ラスト2F・推定11秒7-11秒6見当の加速ラップをマークしている。気性は依然子供、稽古でもパドックでも返し馬でも遊ぶ。一気に大人にはなれないけれど、ムルザバエフJなら中山10Fでも信頼に足る。

 第一本線はヴェロキラプトル。兄姉は1勝馬ながら母の兄姉4頭が仏G1馬(イスパーン賞やグランクリテリウム。仏オークス2着や仏1000ギニー2着など)。基本的な馬体のラインは父スワーヴリチャードに似ているが、首も四肢もスラリとして素軽い。上り重点ながらデビュー前の栗東坂路で11秒8も出した。新馬戦は絵にかいたようなスローの上り勝負、終いの3Fは11秒2-10秒9-11秒7。ラスト2Fめの10秒9は能力の証明。二戦目の野路菊Sは1000m通過・59秒3という平均ペースを中団待機。後半1000mは11秒8-11秒5-11秒2-11秒5-12秒5(3Fは35秒2)。よどみのない厳しい流れを終いひと脚使いグイと1馬身差の完勝。ちなみにマイル通過は1分33秒5、決着タイムは1分46秒0。体重さえ維持できれば(大きくなれば)、胸を張ってクラシックの王道を歩むことができる。

 小回り・右回りが課題となるが、ゴンバデカーブースも資質は互角。サウジアラビアRCの1000m通過は59秒2、少頭数ながらドタバタとしたミドルペース。ラスト3Fのレースラップは11秒7-11秒2-11秒3(34秒2)。残り1F標識手前、グイと先行勢を捕まえ、推定10秒台のラップを二つ並べ33秒5で2馬身差完勝劇を演じた。まだ四肢のバランスが今一つ、右後肢が流れ気味でコーナー4つの中山回りに若干不安は感じるものの、タスティエーラなどの胸を借り入念に体力強化を図ってきた。

 レガレイラは遠くオークスを想定、牡馬混合の10Fに強気にアタック。デビュー戦の洋芝の函館・上り34秒3も秀逸だったが、アイビーSの上りは推定11秒2-10秒9-10秒6(32秒7)。中山10F適性が課題になるが、ポテンシャルはGI級でいい。

 タリフラインはサウジアラビアRCと同日の新馬戦を快勝。上り3Fのレースラップは11秒8-11秒3-11秒0(34秒1)、対する自身のソレは33秒4。父サトノダイヤモンドに似て追い出すと一気にフットワークが大きくなり、距離適性も似ている。もう10-20キロは増えるとなおいいが、中間の乗り込みも油断なくきている。ショウナンラプンタは、エンジンのかかりは少し遅いが、東京スポーツ杯2歳S4着、33秒9という最速の上りでジワリゝと脚を伸ばしてきた。

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