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12月24日 中山11R 有馬記念(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 一年間の中央競馬の総決算で、馬券の売り上げや世間の注目度という点では断然の地位を誇るグランプリ。イクイノックスは引退したが、3世代のダービー馬をはじめ、多数のGIホースが集結し、豪華な顔ぶれとなった。

1.勝ち馬は前走4着以内

 過去10回で、勝ち馬はすべて前走4着以内。2着と3着については前走が5着以下、むしろ10着以下でも[0-2-2-37]と上位に来ているが、1着については前走4着以内に絞って買いたい。

2.前走レースに注目

 過去10回で、前走菊花賞組が[2-2-2-7]で、複勝率46.2%、複勝回収率145%と好成績を収めている。また、前走が天皇賞(秋)だった馬は[3-2-1-12]と勝ち馬の数は一番。ただ、人気が被りやすいのか回収率は単回収率38%、複回収率51%と悪いので、狙い目としては薄い。なお、前走がジャパンCだった馬も[2-2-4-44]と勝ち馬などを出してはいるが、率が悪い。

3.逃げ残るのは難しい

 過去10回で逃げて3着以内に入ったのはキタサンブラックのみ。基本的には3-4角からのロングスパート戦になるレースであるから、逃げ馬が展開面で恵まれるケースは少なく、後半で追って味がある馬が台頭してきやすい。

 タスティエーラは菊花賞からの直行で、その菊花賞は2着。脚質的にも好位から中団で運び、自分で動けるタイプで、このレースへの親和性は高いだろう。能力的にも3歳トップクラスで、ここは押し切りまで十分ありそうだ。

 ドウデュースはこの秋の二戦が物足りないところもあるが、ここに入ると能力はトップクラス。京都記念のように早めに動いていく形が取れれば、ここでも上位争いに持ち込めるだろう。

 ソールオリエンスは菊花賞からの直行で、着順も脚質も好走条件を満たしている。皐月賞の勝ちっぷりから中山適性も高く、ここは秋二戦の鬱憤を晴らす可能性も十分。以下、ジャパンCからの直行も、休み明けを叩かれて上昇が見込めるスターズオンアース、いかにも条件が合いそうなジャスティンパレス、3歳牝馬で斤量面で有利なハーパー、凱旋門賞が好内容のスルーセブンシーズも圏内。

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