netkeibaデスクの予想

netkeibaデスク

お気に入り

お気に入り

登録済

最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

3月4日 中山11R オーシャンS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 高松宮記念へのステップレース。コース形態の違いもあってか、他の前哨戦と比べると本番へに繋がりにくい傾向にあったが、昨年に関してはここで2着となったナランフレグが高松宮記念を優勝し、6着から挑んだキルロードが17番人気で3着に激走した。

1.大型馬が優勢

 過去10回、馬体重が479kg以下だった馬は[2-1-2-58]で複勝率7.9%と苦戦。馬体重500kg以上の馬は[3-6-8-31]で複勝率35.4%であり、大型のパワータイプが幅を利かせている。

2.逃げ切りは難しい

 過去10回で逃げて連対したのは、GIクラスのスピードを持っていたモズスーパーフレアとハクサンムーンの2頭だけ。スピード優先のスプリント戦だが、直線に急坂が控える中山コースにおいてスピードだけで押し切るのは容易ではない。

3.巧拙が問われるコース

 中山は道中起伏があり、ゴール前も急坂があるという癖のあるコースで適性が問われやすい。昨年の覇者ジャンダルムはそれ以前に中山でリステッドを2勝していたコース巧者で、他にもナックビーナス、ダイメイフジ、ハクサンムーン、サクラゴスペルなど既にコース実績を持っていた馬の活躍が多い。

 ヴェントヴォーチェは前走のスプリンターズSで11着に終わったが、GI初挑戦で外々を回る展開では厳しかった印象。昨春には同舞台の春雷Sを圧勝した実績があるように中山自体は得意で、GIIIで改めて期待したい。

 ジュビリーヘッドは昨年の函館スプリントSで2着があるように脚力は重賞クラス。前走のオープンの勝ちっぷりからして、引き続き走ってきそうだ。ナランフレグは実績断然だが、斤量59kgはカギ。本番は次であるから取りこぼしも十分考えられる。

 マイネルジェロディはここで仕切り直し。状態さえ戻っていれば十分通用する。以下、初の中山はカギだが末脚上位のロードマックス、1200mで崩れていないキミワクイーン、時計が掛かれば面白いスンリ。

このレースの予想一覧