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2月26日 中山11R 中山記念(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 国内外のGIを目標とする一線級の始動戦として、メンバーが揃うことが多い一戦。とは言え、小回り中山コースらしい独特の難しさがあって、毎年人気通りの決着にはなっておらず、馬券妙味も期待できる一戦。

1.前走GIか中山金杯組

 過去10回で、前走がGIだった馬は[6-4-3-22]で複勝率37.1%と上々の成績。GI以外だと、前走が中山金杯だった馬も[3-0-1-6]で複勝率40.0%と抜群。一方、前走がGIIだった馬は[0-0-3-20]で複勝率13.0%、前走がオープン・リステッドだった馬は[0-1-1-21]で複勝率8.7%。

2.先行力が必要

 過去10回の勝ち馬延べ10頭のうち、9頭は4角3-4番手だった。4角2番手以内の馬も[1-4-5-12]で勝ち切りは少ないが、好走は多い。対して、4角7番手以下の馬は[0-4-1-55]で複勝率8.3%しかない。

3.勝ち切るのは中距離馬

 過去10年の勝ち馬延べ10頭中9頭には、それ以前に2000m以上のオープン・重賞で勝ち鞍があった。唯一の例外である20年のダノンキングリーも、皐月賞3着、日本ダービー2着の実績があった。起伏があるタフなコース設定であるから、スピードだけで攻略するのは難しく、相応のスタミナも要求される。

 スタニングローズは昨年のエリザベス女王杯で14着に終わったが、キャリア初の重馬場もあってか本来の走りではなかった印象。その後じっくり休養し、帰厩後は順調に乗り込まれてきた。リフレッシュ効果は十分で、復帰戦から期待したい。

 ソーヴァリアントはGI馬ら相手でも脚力は上位だが、コースが合うかは未知数。中山ならもう少し距離があった方が良いだろう。ヒシイグアスは休み明けがどうかだけ。まともなら勝ち負けだろう。

 ラーグルフは中山巧者で年始の中山金杯を勝利。相手強化になるここが試金石。以下、広いコース向きで、中山の内回りでは展開の助けが必要になりそうなシュネルマイスター、復調しているダノンザキッド。

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