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1月15日 中山11R 京成杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 皐月賞と同じ中山芝2000mで行われる3歳重賞だが、2歳GIが終わった直後ということで、GIクラスが参戦してくることは稀。重賞ではもう一歩だった馬、新馬や未勝利を勝ち上がったばかりの馬が多く参戦し、難解な一戦になることが多い。

1.スタミナを要するレース

 過去10年の平均勝ち時計は2分01秒9で、勝ち馬の平均上がり3ハロンは35秒3。時計がかかる決着になる傾向にあり、豊富なスタミナが要求されやすい。そのため距離延長組は苦戦気味で、過去10回で前走がマイルだった馬は複勝率5.9%、前走が1800mだった馬は複勝率15.4%。

2.終いの脚が必要

 タフな条件であるからスピードだけで粘り込むのは困難で、終いまで末脚を持続できる馬が中心となる。過去10回、前走の上がり3ハロンタイムが2位以内だった馬は[7-5-8-40]で複勝率33.3%なのに対し、上がり3ハロン3位以下だった馬は[2-5-2-71]で複勝率11.3%。

3.前走凡走馬の巻き返しは困難

 過去10回、前走で3着を外していた馬は[3-2-0-52]で複勝率8.8%。すでに重賞・オープンを使って壁に当たった馬よりは、クラス問わず好走してきた馬を重視すべきレース。

 サヴォーナはデビュー3戦目となった11月の福島2000mで勝ち上がり。大型馬らしく使われるごとに良化しており、前走に関しては距離延長もプラスに働いたと見る。タフな福島で勝ち上がったことから、時計が掛かる決着には対応してきそうだ。

 ソールオリエンスは冬場の中山が合うか分からず、距離延長のローテーションも未知数。素質は上位で上位争いには持ち込んできそうだが、今回に関しては過剰人気に思える。セブンマジシャンはホープフルSでリズムに乗れない走りだった。力は上位で、見直しは可能。

 シャンパンカラーはあまり揉まれたくない馬であるため少頭数は歓迎。2ハロンの距離延長さえこなせばといったところだ。以下、距離延長はこなしてきそうなシルヴァーデューク、同舞台の勝ち鞍があるシーウィザード。

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