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10月21日 東京11R 富士S(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 マイルチャンピオンシップの前哨戦で、2020年にGIIに格上げされた。過去10回で3着以内に入った延べ30頭中9頭は前走10着以下であり、春に凡走して以来の休み明けとなる馬や、秋初戦を叩いた馬が変わり身を見せてくることも珍しくない。

1.若い馬が中心

 過去10回の成績を年齢別で見てみると、6歳以上の馬は[0-1-0-44]で複勝率2.2%と不振。対して、3歳馬は[4-1-3-30]で複勝率21.1%、4歳馬は[4-4-2-17]で複勝率37.0%、5歳馬は[2-4-5-32]で複勝率25.6%。6歳以上は割り引いて考えた方が良さそう。

2.前走4角位置に注目

 過去10回で、前走4角1-2番手だった馬は[0-1-0-17]で複勝率5.6%しかない。4角3番手だった馬も[1-1-1-17]で複勝率15.0%と苦戦気味。このレースは後半の末脚勝負になることが多く、控える競馬をしてきた馬の方が活躍傾向にある。

3.前走も東日本で出走した馬

 過去10回で、前走が阪神だった馬は[0-0-2-23]で、前走が中京だった馬も[0-0-0-12]と苦戦傾向。対して、前走が新潟だった馬は[3-3-1-20]で複勝率25.9%、前走東京だった馬は[3-5-3-24]で複勝率31.4%、前走中山だった馬は[3-2-3-26]で複勝率23.5%。安田記念やヴィクトリアマイルから直行してくる馬の期待値が高いレース。

 イルーシヴパンサーは安田記念こそ結果が出ていないものの、それを除けば東京では5戦4勝、2着1回とコース巧者ぶりを見せている。今回は久々だが、調教では切れのある動きを見せておりいきなり動ける態勢。巻き返しに期待したい。

 レッドモンレーヴは5月には京王杯スプリングCで重賞初制覇を果たし、安田記念でも6着と充実の春だったが、今回は仕上がり途上で割引が必要か。また、気性面の難しさがある馬であるから、人気になると狙い辛い面もある。ソーヴァリアントはマイル自体はこなせそうだが、久々の東京がどうか。

 エターナルタイムは一気の相手強化になるここが試金石。相手なりに走ってくるタイプであるから、通用する余地はありそう。以下、気性面の成長がカギとなりそうなダノンタッチダウン、近走はちぐはぐな競馬が続いているが休養を挟んだここで立て直したいナミュール、春は古馬との壁があったが休養を挟んで成長したシャンパンカラー。

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