netkeibaデスクの予想

netkeibaデスク

お気に入り

お気に入り

登録済

最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

6月4日 東京11R 安田記念(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 春の東京GIシリーズのラストを飾るマイル王決定戦。19、20年のアーモンドアイ、21年のグランアレグリアと3年連続で単勝1倍台の馬が敗れたこともあるなど近年は波乱傾向で、近5回の平均単勝配当は2054円、平均3連単配当は5万8560円を付けている。

1.スピードレースに対応できるか

 近10回中7回で勝ち時計が1分32秒0以下という高速決着になっている。それもあってか、近10回で距離短縮組は2勝だけと勝ち味に遅い。対して距離延長組が4勝している。

2.差しが決まる

 近10回で、4角3番手以内だった馬は[2-4-0-36]で複勝率14.3%なのに対し、4角10番手以下だった馬は[4-5-3-51]で複勝率19.0%。32秒台の上がりが要求されることも珍しくなく、行った行ったの決着にはならないことが多い。

3.軽量馬は苦戦気味

 近10回で連対した延べ20頭のうち、18頭は馬体重が480kg以上だった。479kg以下だった馬は[2-0-3-36]で複勝率12.2%と苦戦傾向。

 レッドモンレーヴは前走の京王杯スプリングCで重賞初制覇を飾ったばかりで、GI馬多数の今回のメンバー構成では実績面で見劣るものの、東京巧者であること、高速決着の経験があること、上がり勝負は歓迎であることを踏まえれば、通用してもおかしくない。むしろ、GI馬らと勝負付けが済んでおらず、人気をしないであろう今回こそが馬券妙味的には狙い目に思える。

 シュネルマイスターはマイラーズCで着差以上の勝ちっぷりを見せた。東京実績は折り紙付きで、大崩れは考えづらい。ガイアフォースはマイラーズCでシュネルマイスターに肉薄しており、初のマイルだったことを考えれば上々。小倉や中山で強い勝ち方をしてきたことからも東に替わってどうかだが、マイル2戦目で上積みあれば逆転まであってもおかしくない。

 ジャックドールはマイルもこなせそうだが、初のマイルであるため流れに乗り損ねてしまう可能性はある。以下、マイルで見直せるセリフォス、実績上位のソダシ、前年の覇者ソングライン。

このレースの予想一覧