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5月7日 東京11R NHKマイルC(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 1996年、クラシック参戦が当時叶わなかった外国産馬に門戸を開くGIとして新設された一戦。現在は中距離だと距離が長い馬にとっての3歳春の最大の目標と位置付けられている。歴代の優勝馬からシーキングザパールやエルコンドルパサーをはじめ、クロフネ、アドマイヤマーズなど国内外で活躍していく馬が多く輩出されている。

1.距離延長は苦戦

 過去10回で、前走から距離延長となる馬は[1-2-1-34]で複勝率10.5%と苦戦傾向。対して、前走から距離短縮となる馬は[3-4-3-32]で複勝率23.8%、前走もマイルだった馬は[6-4-6-84]で複勝率16.0%。

2.近年は差しが決まっている

 昨年は4角16番手だったマテンロウオリオンが2着に追い込み、4角14番手だったカワキタレブリーが18番人気ながら3着に食い込んだ。また、21年は4角9、7番手の馬がワンツーだった。近年に関しては20年を除き、差し追い込み馬の活躍が多い。

3.持ち時計はあるか

 例年1分32秒台の高速決着になるレースで、持ち時計がない馬は苦戦気味。過去10回の勝ち馬10頭中8頭には、それ以前に芝マイルを1分33秒台以下で走破した経験があった。該当しない2頭に関しても、13年のマイネルホウオウは1分34秒1、20年のラウダシオンは1分34秒0の時計を持っていた。

 モリアーナは新馬戦を東京マイルで勝ち、2走前のクイーンCでもタイム差なしの3着に好走しているように東京コースは合う。前走のニュージーランドTでは中山ながら力を見せており、東京に替わるここなら牡馬相手のGIでも勝負になると見る。

 エエヤンは中山向きの馬に思え、コース替わりはマイナスに働くかもしれない。しかし、勢いは一番で侮れない。ウンブライルは東京替わりプラス。前走はブリンカーが効いていたようで、今回も2、3走前のようなことはなさそうだ。

 シングザットソングはポテンシャルを思えば前走が負け過ぎに思えるが、結果が出なかっただけで上位と能力の差はなかったはず。ここで改めて期待。以下、前走はスムーズさを欠きながら力は見せたナヴォーナ、実績上位も前走負け過ぎなドルチェモア、外枠が欲しいシャンパンカラー。

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