丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

4月29日 東京11R 青葉賞(G2)

  • 馬単

    1着流しマルチ

    10通り

    1着

    11

    相手

    4

    6

    8

    10

    12

    各300円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    24通り

    1着

    11

    2着

    6

    相手

    4

    8

    10

    12

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    24通り

    1着

    11

    2着

    8

    相手

    4

    6

    10

    12

    各100円

購入:7800円(58通り)

結果

【馬単】
300円 × 7.9倍 = 2370円

このレースの収支

払戻:2370円
収支:-5430円

丹下日出夫の見解

【僕も私もキタサンブラックの息子】皐月賞馬はキタサンブラック産駒、スキルヴィングもまた同じ父をもつ春秋に富んだ男子。未勝利を勝ち、前回のゆりかもめ賞は524キロで出走。体重の割に筋肉量にモノ足りなさはあるが、ステイヤーらしく贅肉はなく脚も背中も適度に長い。背中やトモ回りも一戦ごとに締まってきた。まだ腰に力がなくダッシュ力はひと息。しかし前半1000mは60秒0の平均ペースで流れてくれた。

 シンガリ近辺を追走していたけれど、予想通り先行勢の脚は上がり、残り3Fのレースラップは11秒6-11秒5-12秒1(35秒2)、対する自身の上がりは1秒2速い34秒0。後続を3馬身と突き放しゴール板をスタスタ通過。2分24秒8というタイムは、ゆりかもめ賞では飛びぬけて速く、3か月の成長期間を設け、心身の成長も一段アップ。

 摩耗少なく権利をとれば、ダービーの有力候補に躍り出る。なんて、今年は皐月賞圧勝のソールオリエンスの一強ムードだが、次席争いは混とん。現1勝級の青葉賞組にもダービー上位のチャンスはある。

 対抗のグランヴィノスは、ヴィルシーナ、ヴィブロス、シュヴァルグランの半弟。こちらも父はキタサンブラック、510キロを超える偉丈夫。血統は晩成系、新馬戦は腹回りも緩く見るからに気性も幼く映った。しかしパドックの威圧感は並みではない。スタートは出たなり、1000mは64秒0のスロー。

 向正面、馬場の感触とフォームを確かめながら一つ二つとポジションをあげ、手綱をひとしゃくりして前進気勢を促すと、11秒8-11秒2-11秒2(3Fは34秒2)というレースラップを、上り33秒8で一気差し。掻き込みは強く一完歩ごとに回転数が増し、稍重条件下・時計の出にくい内回りで上り1F・推定10秒8前後の快ラップで突き抜けた。

 若さをいっぱい抱え、追い切りの動きや馬体もみるたび違う印象を受けるが、京都2歳Sはパドックの周回もトボトボ。走る気を失い6着入線に終わったが、血統通り「良い子」のグランヴィノスに出れば、首位奪取もあり得る。

 10月以来の実戦になるが、ヒシタイカンも復帰を今か今かと待ち望んでいた3歳世代のトップホース。母の姉はハープスター、セレクトの落札価格は約1億だった。父はモーリス、毛色は青鹿毛。サイズは432キロと小振りだが、歩きのリズムは実に軽やか。運動神経の塊のような歩様とフットワークを備えている。新馬戦は63秒1のスロー。向こう正面に抜けるまでに何度か頭を振ったが、馬群に入れると落ち着きを取り戻し、直線はどこを突くか。

 内も狙ったが余力ありとわかり外へ。11秒2-11秒3-11秒4(3Fは33秒9)というレースラップを、自身33秒4で外強襲。前半のペースが遅かったため時計は2分2秒0止まりだが、ラスト1から2Fは10秒台で加速。いかにも無駄のない、ステイヤーにも見える細身の体型、初陣のラップからも2F延長はOK。3月2日から約2カ月、青葉賞に目標を定め慎重に念入りに負荷をかけ、肌は艶々、気合い乗りも抜群です。

 勢いと完成度の高さならサヴォーナ。ゆりかもめ賞は2着、次走のゆきやなぎ賞の上り34秒0はスキルヴィングのゆりかもめ賞と同数値だった。アザレア賞は1000m通過・67秒1という歩くような緩ペースを早め3番手に押し上げ、着差はわずかながら推定・11秒3-10秒8-11秒4(3Fは33秒5)で、最後はチカラでネジ伏せた。

 アサカラキングも絶賛進化中。前走の中山は雨ざんざん。父はキズナ、パワー型の本馬にとっては願ってもない馬場となったが、前半1000mは60秒5のよどみのないミドルペースを自身が演出、才能の違いで後続を圧倒。2分2秒8という時計も、当日の馬場コンディションを精査すると、古馬3勝に匹敵する価値があった。ハーツコンチェルトは、まだ臀部の造りが完ぺきではない。操縦や加速に悩んでいるが、東スポ杯は3着急襲の実績と潜在能力は侮れない。

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