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2月19日 東京11R フェブラリーS(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 JRAでは年明け初となるGI競走。以前は中距離路線のトップクラスが参戦することもしばしばあったが、20年から同月にサウジCデーが開催されるようになり、一線級がそちらを目指すケースも増えたこともあって、マイル以下に適性を持つ馬によるスピード勝負の傾向が強まっている。

1.コース実績のある馬

 芝スタートでワンターンのマイル戦という条件はJRAではこのコースだけであり、適性が要求される。このレースに関しても、ゴールドドリーム、インカンテーション、ノンコノユメ、ベストウォーリア、コパノリッキー、カフェファラオなどコース巧者が幅を利かせている。

2.巻き返しがあるとすれば距離短縮組

 過去10回、前走6着以下から巻き返して3着以内に好走した馬は9頭いるが、全て前走から距離短縮の馬だった。前走凡走馬に限らずとも、距離短縮となる馬は[7-8-6-62]で複勝率25.3%と上々の成績。

3.キャリア数に注目

 GIに昇格した1997年以降の勝ち馬延べ26頭はいずれも6歳以下だった。またキャリア数を見ても、26頭中20頭はキャリア20戦以下だった。ダート路線は実績を積んだベテランの存在感も大きく、このレースでも2.3着に台頭してくることはしばしばあるが、勝ち切るのはキャリア数の少ない馬が多い。

 メイショウハリオは昨年の帝王賞を優勝するなど中距離路線で幅を利かせているが、過去には1400mにも勝ち鞍があるように、距離の融通は利くタイプ。現時点でコース巧者とまでは言えないにせよ東京ダートマイルにも勝ち鞍があり、今回の条件替わりでも走ってきそうだ。

 レモンポップは今年のメンバーならGIでもいきなり通用してきそう。ただ、脚質的に目標になる公算が高く、勝ち切るには展開の助けも必要か。ケンシンコウは好走条件に合わないが、府中はいかにも合っており、いつか一発があるはず。それが今回の可能性も少なからずある。

 ショウナンナデシコは距離短縮で見直せる。府中の実績はないがこなせるはずだ。以下、揉まれたくないので外枠が欲しいドライスタウト、福永騎手で見直せるオーヴェルニュ、末脚上位のタガノビューティー。

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