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11月5日 阪神11R ファンタジーS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 東京のアルテミスSが創設されたのをはじめ、同週の京王杯2歳S、翌週のデイリー杯2歳Sにメンバーが分散することもあって頭数は落ち着くことが多かったが、今年は17頭がエントリーしてきた。近年ダノンファンタジー、レシステンシアらGI馬をはじめ活躍馬が多く出ており、先を占う上で見逃せないレース。

1.距離短縮組の好走が多い

 過去10回のファンタジーSで、距離延長組は[4-1-3-37]で複勝率17.8%、前走も1400mだった馬は[1-4-4-47]で複勝率16.1%なのに対し、距離短縮組は[5-5-3-15]で複勝率46.4%もある。

2.末脚を使えるか

 阪神芝1400mは内回りコースだが、ゴール前に坂があるなどスピード一辺倒では攻略できない難しさがある。同レースに関しても、阪神開催の近2回で3着以内に入った6頭中、5頭は3位以内の上がりを使っていた。

3.馬格のない馬は苦戦傾向

 過去10回で、馬体重が439kg以下だった馬は[2-2-1-42]で複勝率10.6%と苦戦傾向。対して、440から459kgの馬は[2-5-3-24]で複勝率29.4%、460から479kgの馬は[4-2-6-15]で複勝率44.4%。

 レッドヒルシューズは阪神芝マイルで行われた新馬戦を勝利。出入りが激しい展開となり、直線では外に振られる不利がありながらも、しぶとさを見せて接戦を制した。勝ち時計自体は目立たなかったものの、立ち回りからはレースセンスの良さが垣間見え、相手強化でも好走を期待できると見た。

 アロマデローサは差す競馬でデビュー2連勝しており、メンバー中で現状の完成度は一枚上手か。阪神は問題なくこなしてきそうだ。

 バレリーナはここ2戦の立ち回りと血統背景からして距離延長が良さそうなタイプ。

 ブトンドールは唯一の重賞勝ち馬だが、北海道開催での勝ち上がりであるため実績を鵜呑みにはできない。人気するなら馬券としては嫌う手もある。以下、距離短縮というローテーションが良いコスモフーレイ、出走してくれば有力になるエナジーチャイム、前走小倉2歳S・3着の割に人気がなさそうなシルフィードレーヴ。

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