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5月1日 阪神11R 天皇賞(春)(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 2002年から16年の15回で1番人気が連対した例は06年のディープインパクト1頭だけだったが、17年以降の直近5回に関してはいずれも1番人気が連対。近年長距離路線の層が薄くなり、このレースでもメンバーレベルにばらつきが出るようになってきたことから、人気する実績馬の信頼度は高まってきている。

1.変わり身は少ない

 過去10回で3着以内に入った延べ30頭中、23頭は前走で3着以内だった。前走で掲示板を外していた馬で3着以内に好走したのは3頭だけ。

2.斤量経験が必要

 過去10回で連対した延べ20頭中、18頭にはそれ以前に57kg以上を背負って重賞で連対した実績があった。ただでさえタフな条件で58kg(牝馬は56kg)を背負うことになるため、重い斤量をこなした経験は求められる。

3.末脚が要求される

 キタサンブラックやビートブラックなど逃げ切りの例がないわけではないが、3200mの長丁場を他の馬にマークされながら押し切るのはなかなか難しく、全体的に見れば差し馬が台頭してくることの方が多い。阪神開催だった昨年もワールドプレミアの差し切り勝ちだった。

 ここはディープボンドの戴冠を期待。前走の阪神大賞典は僅差の勝利とはいえ前哨戦としては上々の走りだった。その後順当に上積みを見せており大崩れは考えにくい。

 穴目ならタガノディアマンテに注目したい。過去には3000mの万葉S勝ち、3600mのステイヤーズSで2着などの実績がありスタミナ面に不安は少ない。57kg以上を背負って重賞で勝ち負けしたことがない点がどうかも、今年のメンバーなら食い込みのチャンスはありそう。

 タイトルホルダーは菊花賞馬でここに入れば実績上位。逃げ馬なので展開面がどうなるかだろう。

 マカオンドールは前走大味な立ち回りで見直す余地は十分。乗り慣れた松山弘平騎手に戻って改めて期待したい。以下、スローペースなら距離はこなせそうなヒートオンビート、斤量増がカギとなるテーオーロイヤル、阪神大賞典で2着のアイアンバローズ。

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