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4月3日 阪神11R 大阪杯(G1)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 17年からGIに昇格した一戦。GIIだった頃もGIと遜色ない好メンバーが揃うことが多かったが、過去10年で1から3番人気馬がワンツーしたのは13年の1回のみと、人気通りに決着することは少ない。古馬中距離GIとしては数少ない内回りコースを使用したレースであることが、その要因の一つと言える。

1.前走5着以内

 GII時代も含む過去10回で、前走5着以内だった馬が[9-8-10-57]で複勝率32.1%なのに対し、前走6着以下だった馬は[1-2-0-41]で複勝率6.8%。前走掲示板を外した馬の巻き返しはあまりない。

2.内・小回り重賞の実績に注目

 昨年の覇者レイパパレは同舞台のチャレンジCを制しており、2着のモズベッロも前年の宝塚記念で3着だった。他にも、アルアイン、ペルシアンナイト、キタサンブラック、ヤマカツエースら多くの好走馬には、それ以前に内・小回りコースの重賞で好走した実績があった。

3.距離短縮組が中心

 過去10回で、前走からの距離短縮となる馬は[4-6-8-36]で複勝率33.3%なのに対し、前走も2000mだった馬は[3-2-1-28]で複勝率17.6%、距離延長組は[3-2-1-34]で複勝率15.0%。

 アフリカンゴールドは元々力がありながら気性面が影響して力を出し切れないレースが続いていた印象だが、近走国分恭介騎手とのコンビに替わってついに素質開花。前走の京都記念はGI級の馬も相手にいたが、後続を寄せ付けない逃げ切りで重賞初制覇を飾った。相手強化や同型との兼ね合いなどクリアすべきハードルは低くないとはいえ、条件設定は合うだけにここでも一発の魅力はある。

 エフフォーリアは言わずもがな地力上位。嫌う理由は特にないが、強いて言えば阪神内回りというコース設定はマイナスだろう。エピファネイア産駒らしく一度使った方が良さそうでもあり、2・3着に敗れることがあっても驚けない。

 アカイイトはコース替わりプラス。差し馬なので全面的な信頼はできないが、35秒以上の上がりが掛かる展開になれば台頭を期待できそう。

 ジャックドールは5連勝いずれも左回りの高速馬場であり、一気の条件替わりがどう出るかは未知数。前走の金鯱賞は圧巻のレコードではあったが、馬場状態を踏まえれば常識外れというほどではなく、今回は過剰人気になる見込みが大きい。

 以下、距離短縮プラスのキングオブコージ、休み明けでも仕上がりは進んでいるヒシイグアス、昨年の覇者レイパパレ。

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