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3月13日 中京11R 金鯱賞(G2)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 しばしば施行時期が変わってきたレースで、以前は宝塚記念や有馬記念の前哨戦という位置付けのときもあったが、現在は3月開催となり大阪杯や海外を目指す一線級の始動戦とみなされている。

1.ペースが上がりにくい

 中京芝2000mはスタート直後が上り坂であり、いきなりペースが速くなることはあまりない。また、このレースに関して言えば、中距離GIを見据える馬が多く参戦することもスローペースの要因になる。昨年、シンガリ人気のギベオンが逃げ粘って3冠牝馬デアリングタクトを降したのが象徴的だが、基本的に前で立ち回れる馬が有利。

2.大型馬が強い

 過去10年、馬体重が500kgを超えていた馬が7勝。全体で見ても、500kg以上だった馬は[7-3-9-33]で複勝率36.5%に上る。対して、499から440kgの馬は[2-7-2-62]で複勝率15.1%。

3.栗東所属馬が中心

 過去10年で、栗東所属馬が[9-8-9-73]で複勝率26.3%なのに対し、美浦所属馬は[1-2-2-24]で複勝率17.2%。回収率を見ても、栗東所属馬は複勝回収率91%なのに対し、美浦所属馬は48%。

 ジャックドールは1勝クラスから前走リステッドの白富士S(L)までいずれも2着を離す走りで4連勝中で、今年の上半期最大の上がり馬と言っても過言ではない。東京よりパワーを要する中京の方が合っていそうで、いきなりのGII挑戦でも期待は十分。

 アカイイトは差し馬なので本命視まではし辛いが、昨秋に本格化しておりマークは必要。中京替わりはプラスで上位争いはしてくるだろう。ポタジェはもう一歩の走りが続くが、距離短縮で前進を期待できるだろう。

 ギベオンはマイペースで立ち回ることが出来れば面白い。とは言え他の陣営もそれは分かっているので、昨年のようにいく公算は低い。以下、実績上位だが不安材料が多いレイパパレ、昨年本格化しており休み明けでも期待できるアラタ、前走は流れが向かなかったショウナンバルディ。

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