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2月6日 中京11R きさらぎ賞(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 このレースの前日にはエルフィンS、翌週には共同通信杯・クイーンCと、この2週に3歳の重賞やオープンが集中している。その影響で頭数が集まらないのが通例で、近年は10頭立て程度で行われている。頭数が落ち着くことはレースの流れに少なからず影響する。

1.先行馬優勢

 少頭数ゆえにスローペースからの上がり勝負が通例化しており、後方に置かれた場合は脚を余す可能性が出てくる。過去10年の勝ち馬のうち7頭は4角3番手以内で、中京で行われた昨年も4角2番手のラーゴムが後方から差してきた1・2番人気を退けて押し切った。

2.キャリア2戦目は不振

 過去10年で3着以内に入った30頭中、新馬勝ち直後のキャリア2戦目だった馬は2頭だけ。また、86年以降の勝ち馬でキャリア2戦目だったのは18年のサトノフェイバーしかいない。

3.距離延長組は苦戦

 コース改修以降に行われた中京芝2000mの3歳戦(新馬除く)の成績を、前走の距離別で見てみると、距離延長だった馬は複勝率15.5%なのに対し、前走も2000mだった馬は複勝率23.8%、距離短縮だった馬は複勝率25.6%で距離延長組はやや不振。昨年の同レースも前走2000mの馬が上位を独占した。

 ストロングウィルはデビュー戦を好内容で2着すると、2戦目の阪神芝2000mでは4角2番手からきっちり押し切って初勝利。幼さを残すためまだまだこれからの面はありそうだが、抜け出すときの脚などは既に重賞級。少頭数で前有利のここなら勝ち負けを期待できるだろう。

 セルケトは同舞台の未勝利を押し切り勝ち。17頭の多頭数を先行して押し切れた以上、少頭数に替わる今回も期待できるだろう。ダンテスヴューは休養を挟んで明らかに良化もスタートが速くないのがどうか。鞍上が川田将雅騎手なので策なく後方待機はないとしても、人気するなら狙い辛い。

 リューベックは若駒Sを制しており実績上位。非常に掛かっていたので気性面がどう出るか未知数だが出走してくればマークは必要。

 以下、中京替わり良さそうなマテンロウレオ、展開向かない可能性が高いが使った上積みが見込めるアスクワイルドモア。

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