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1月30日 中京11R シルクロードS(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 20年のモズスーパーフレア、18年のファインニードル、17年のセイウンコウセイ、16年のビッグアーサーと、過去10年で4頭がこのレースをステップに高松宮記念を制している。本番まで約2か月の間隔があるハンデGIIIながら、GI戦線を占う上で重要な一戦。

1.末脚が要求される

 コース改修以降に行われた中京芝1200mの古馬オープン26レース中、逃げての1着は20年高松宮記念のモズスーパーフレアだけ。これも繰り上がりでの1着だった。昨年の同レースも4角9番手から馬場の真ん中に出されたシヴァージが差し切り勝ち。直線が長いだけに逃げて押し切るのは容易ではなく、終いの脚が要求されやすい。

2.小柄より大型馬

 コース改修以降に行われた中京芝1200m古馬オープンの成績を、馬体重別で見てみると、440-459kgは連対率7.1%、460-479kgは連対率9.1%なのに対し、480-499kgは連対率16.0%、500-519kgは連対率15.6%、520-539kgは連対率13.3%。

3.軽ハンデ馬の台頭の余地は小さい

 過去10回中8回で57kg(牝馬は55kg)以上を背負った馬が勝利しており、斤量が重くなるほど成績が上がる傾向が出ている。高松宮記念のステップとして重要性が増すとともにメンバーレベルが上がっており、軽ハンデの格下馬が好走する余地は小さくなっている。

 ジャンダルムは昨年のセントウルSで出遅れて万事休したかと思いきや上がり32秒6の強烈な末脚で4着まで盛り返したように、スプリント重賞でも勝ち負けするだけの能力はある馬。今回は明け7歳の休み明けだが、坂路調教で抜群の動きを見せておりいきなり期待できるだろう。

 ナランフレグは堅実な末脚が持ち味で、前走は阪神芝1200mのタンザナイトSを差し切り勝ち。元々中京は得意であり、コース替わりのここも期待できるだろう。エーポスは初の1200mとなった前走が好内容。左回りはこなせるはずで連続好走は可能。

 メイケイエールは地力上位だが、他馬に迷惑をかけるほどの気性難が休み明けでどうなっているかは未知数なので高くは評価できない。以下、差す競馬が板についてきたシャインガーネット、差しの決まる中京なら台頭はあるザイツィンガー、意外と距離短縮合いそうなショックアクション。

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