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最速の月曜公開!全重賞の展望をお届けします

1月15日 中京11R 愛知杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 16年から開催時期が1か月繰り下げられて、年明けへと移動になった牝馬限定重賞。ハンデ戦であるから基本的に波乱含みで、2012年以降に行われた9回(15年は開催なし)で、3連複配当が1万円を切ったのは1回だけ、馬連も5回万馬券になっている。

1.重賞実績は不問で上がり馬も通用

 過去10年で中京芝2000mで開催された8回(15年は開催なし、20年は小倉開催)のうち、6回で重賞未勝利馬が勝利。中には1000万下(現2勝クラス)を勝ち上がったばかりのフーラブライドやエーシンメンフィスが制した例もある。それまでのオープン・重賞実績はあまり関係なく、上がり馬や格上挑戦も通用するレース。

2.決め手のある馬に注目

 中京開催だった過去8回の開催で3着以内になった延べ24頭中、4角10番手以下だった馬は10頭。例年上がりがかかって差し・追い込み馬が台頭しやすい。

3.距離短縮組がやや優勢

 過去8回で、今回距離短縮となる馬は複勝率23.5%で単・複共に回収率100%超え。対して、前走も2000mだった馬は複勝率15.2%、今回距離延長となる馬は複勝率15.8%でいずれも回収率は100%未満。

 ルビーカサブランカはキャリア19戦で掲示板を外したのが1回だけという安定感が持ち味で、中京コースでの実績も十分。距離短縮組、決め手のある上がり馬ということで好走条件にも合っており、重賞初挑戦からいきなり勝ち負けを期待したい。

 ソフトフルートは20年の秋華賞3着馬で、前走のエリザベス女王杯でも4着。未だ重賞勝ちはないが、牝馬同士なら上位の能力があるのは確か。これまで3戦3勝と好相性の中京2000mに替わるここはチャンスだ。アンドヴァラナウトは乗り難しさがありそうで、主戦である福永祐一騎手の乗り替わりがどうかだろう。荒れるレースということもあり、今回は控えめの評価で。

 マリアエレーナは距離短縮プラス。ここ2走は軽斤量の恩恵こそあったが、本格化しており牝馬限定なら重賞でも期待できるだろう。以下、昨年の覇者マジックキャッスル、末脚上位のクラヴェル、左回り替わりプラスのアナザーリリック。

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