丹下日出夫の予想

丹下日出夫

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問答無用の決定力!週末の特別レースを完全に制圧します!

1月9日 中京11R シンザン記念(G3)

  • 馬単

    1着流しマルチ

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    1着

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    相手

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    10

    各300円

  • 3連単

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    30通り

    1着

    2

    2着

    9

    相手

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    3

    6

    8

    10

    各100円

  • 3連単

    1着2着流しマルチ

    30通り

    1着

    2

    2着

    3

    相手

    1

    6

    8

    9

    10

    各100円

購入:9600円(72通り)

このレースの収支

払戻:0円
収支:-9600円

丹下日出夫の見解

【グランアレグリアかアーモンドアイか】ラスールは、父はキタサンブラック、半兄はシャケトラ(日経賞、AJCC、阪神大賞典)。サイズは474キロ、インターバル調教主体の藤沢厩舎が、よほど体力があるとみたのだろう。デビュー前は3週に渡って南W入りし、6F・84秒2-69秒4-39秒3-11秒4を馬なり。調教一本取っても期待値の高さを感じた。2番枠から好位の内で我慢、1000m通過は61秒0のスロー。コースロスを防ぐべくインにこだわり、11秒2-11秒5-11秒6(3Fは34秒3)というレースラップを、34秒0でひと差し。

 抜け出す時に多少時間を要したものの、キタサンブラック産駒らしく競り合いに強く並んで跳ね飛ばす。抜け出しても同じ速度でドンドコ加速していた。レース後、「新しいグランアレグリアですね」と、ルメールJが語っていたが、東京マイル勝ちを起点として、シンザン記念を制し桜花賞へと駒を進めたのはアーモンドアイ。両者を足して二で割った、牝馬クラシックの旗手となる可能性大。

 強敵はレッドベルアーム。ディープインパクト産駒の長女レッドベルローズは3勝、次女レッドベルディエスはJRA4勝。兄レッドベルジュールとレッドベルオーブは、ともにデイリー杯2歳S優勝。5番仔三男坊の父はハーツクライ。

 四肢と背中の造りは長めに、首の角度はいくぶん低くなった。新馬戦は1000m通過は60秒2のミドルで展開。促しながら好位、上り3Fのラップは11秒6-11秒9-12秒2(35秒7)、対する自身のソレは35秒4。若干水分を含んだ馬場、前をとらえ交わし切るのに手間取ったが、2歳6月に阪神9Fを1分47秒9で走り切った。

 東スポ杯は出遅れ。向こう正面で頭を上げ、内外にヨレたり心も体も遊びが多い。見た目は中距離系だが、緩ペースだと集中力が途切れる。兄姉同様やはりマイラー因子が濃いのかもしれない。中間なんとCWで7Fからビシバシ、1600m短縮で適性や春の目標の再構築をはかる。

 三番手はソリタリオ。祖母はライラプス(クイーンC優勝)、体型はムッチリしたタンク型。勝ち上がりに3戦を要したが、二走前の時計は1分34秒3。キャリア3戦とはいえ、夏の新潟のマイルで勝ちあがったクラシック候補たちと遜色ないラップと時計をマークした。

 こうやまき賞は1000m通過は60秒1のスロー。残り4Fめから11秒台にピッチが上がり、続く3Fのレースラップは11秒5-11秒6-12秒1(35秒2)。直線入り口では先行勢を射程圏に入れ、ウナギノボリの強襲をクビ差封印。父モーリス、そして母方の血も若干一本調子。「フォームを変えれば」切れるかもと福永Jは語っていたが、1分35秒3という時計は同日の10R・中京日経賞(古馬2勝クラス)と0秒2差。レースの流れや質は異なるものの、マイル重賞掲示板は見える好内容だった。

 マテンロウオリオンは、直線一気の注文相撲ながら、万両賞は遥か大外のラチ沿いから一気差し。横山典Jお気に入りの、マイル重賞予備隊。スローに恵まれ2000mの京都2歳Sを2着したが、ビーアストニッシドは本質はマイラー。デイリー杯3着馬カワキタレブリー。ウナギノボリを連下に一考。

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