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1月5日 中京11R 京都金杯(G3)

netkeibaデスクの見解

※特別登録段階の予想ですので回避馬が含まれるケースがございます。あらかじめご了承ください。

 昨年に続き中京芝マイルで開催される西の金杯。一線級が休養に入る時期のハンデ戦ということで人気通りに決まることはほとんどなく、ここ3年連続で10番人気以下が馬券に絡む波乱決着となっている。

1.前走GI組に妙味無し

 過去10年、前走でGIを走った馬は[2-3-0-21]で複勝率19.2%。率こそまずまずだが、回収率は単勝が20%、複勝も33%しかない。20年1番人気17着のカテドラル、19年2番人気7着のサラキア、3番人気8着のカツジ、16年1番人気10着のトーセンスターダム、15年1番人気5着のグランデッツァなど、前走GI組は人気を裏切るケースも多い。

2.前有利

 2021年の1年間に行われた古馬混合の中京芝1600mの成績を、4角位置取り別で見てみると、4角1番手の馬は複勝率42.9%、4角5番手以内でも複勝率31.0%あるのに対し、4角10番手以下は複勝率2.7%。2021年の同レースも逃げたエントシャイデンが14番人気で3着に激走しており、基本的に前に行ける馬中心で考えたい。

3.過去の種牡馬別成績

 コースが改修された2012年3月以降に行われた古馬混合の中京芝1600mの成績を、種牡馬の連対率順(最小レース機会数10回)で見てみると、上位は、アドマイヤマックス、ロードカナロア、エピファネイア、キングカメハメハ、アドマイヤムーン、マヤノトップガン、ローエングリン、マツリダゴッホで、9番目がディープインパクト。父がサンデーサイレンス系ではない種牡馬の活躍が多い。

 ダイワキャグニーは10月の毎日王冠で4着に善戦するなど地力は健在で、前走は初ダートの武蔵野Sでも大崩れしなかった。東京巧者だが、2020年の金鯱賞3着があり中京コースも問題なくこなせる。人気妙味もありそうで巻き返しを期待したい。

 ディアンドルは前走の福島記念で13着に敗れたが、距離が長く参考外。距離短縮のここで巻き返してきそう。

 エアロロノアは重賞でも通用する能力はある。ただ、差しに回るレースも多いので立ち回りがカギとなりそう。

 トーラスジェミニは先行力上位でマークは必要か。ここ2走の大敗から立て直されてきたかどうかがカギとなる。以下、ここ2走で復調気配を見せているステルヴィオ、21年はGIIで善戦を続けたカイザーミノル、重賞勝ちのある中京で見直せるルークズネスト。

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